『BORN TO RUN 2』、待望のトレーニングガイドが登場！

世界的ベストセラー、待望の実践書

ランニング界に革新をもたらした『BORN TO RUN』から14年の歳月を経て、新たな実践書『BORN TO RUN 2「走る民族」から学ぶ究極のトレーニングガイド』の発売が決定しました。2025年1月27日にNHK出版から刊行され、現在事前予約がスタートしています。

上田瑠偉さんも推奨

プロ山岳ランナーの上田瑠偉さんはこの本を「僕の原点」と語り、第一弾の『BORN TO RUN』が彼とトレイルランニングを結びつけたと述べています。新作では実践的な内容が詳述されており、不調からの回復や、ランニングをより楽しむためのヒントが豊富に提供されています。

『BORN TO RUN』の影響

2010年に発売されたクリストファー・マクドゥーガルによる『BORN TO RUN』は、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストにおいて32週連続でランクインし、多くのランナーの走り方を変えました。この書籍がもたらしたメッセージは、単に走る方法だけではなく、現代人が忘れがちな「走る喜び」を思い出させる重要性です。著者は、走る民族ララムリに出会い、私たちが持つランニングに対する常識を覆す経験をひも解きました。

新たなトレーニングメソッド

『BORN TO RUN 2』では、より楽に、軽く、スムーズに走るためのトレーニング方法が紹介されています。それに加え、食事法やフィットネスに関する情報も盛り込まれており、7つの主要な柱を通じてランニングの再起動を促します。特に「90日間プログラム」では、日々のトレーニングメニューが具体的に示され、フィットネス、フォーム、フォーカスランという観点から効果的なアプローチがなされています。

珍しい写真と後日談

本書には、世界各地のランナーたちの活動を収めた130点以上の写真が含まれ、視覚的にも楽しませてくれます。ララムリやカバーヨ・ブランコといった第一弾で登場した大物ランナーの後日談も掲載されており、彼らの精神が引き継がれています。

著者とスタッフ

今回の書籍を執筆するのは、クリストファー・マクドゥーガルとエリック・オートン。著者のマクドゥーガルは、ウルトラマラソンランナーであり、戦争取材を経験した後、健康関連の執筆に専念しています。一方のオートンは、アドベンチャースポーツコーチとして知られ、彼自身も本書の内容を基にしたフィジカルトレーニングでランナーたちのパフォーマンス向上に貢献してきました。