千葉県船橋市の若者たちが挑む東京プライド
千葉県船橋市に本拠を置く認定NPO法人JASH(ジャッシュ)が、2025年6月7日から8日に代々木公園で開催される『TokyoPride』にユースメンバーとして出展します。この取り組みは、10代から20代の若者たちが多様性を尊重し、自分たちの声を自由に表現しようという思いから始まっています。
ユースメンバーの挑戦
JASHのユースメンバーは、高校生や大学生を中心に構成されており、多様性が忘れられがちな現代において、自らの意見や感情を表現したいという願いを抱えています。彼らは、東京プライドでのブース出展を通じて、参加者が自己表現の楽しさを体験できる場を提供し、多様性の理解を深めてもらいたいと考えています。
このプロジェクトの名は『虹の始まりをYouthから』。これは、より良い社会を実現するための第一歩とも言える取り組みです。典型的なレインボープライドでは、企業やNPOが参加者に対してただの宣伝やグッズ販売を行うのが常ですが、ユースメンバーはそれに強い違和感を感じています。私たちは、真の多様性を尊重し、心の中の虹の力を大切にする場を創りたいと思っています。
クラウドファンディングによる応援
そのために、JASHは5月1日から6月30日まで、クラウドファンディングを実施しています。目標金額は300,000円。これを元に、ブース出展費用やノベルティ制作、参加者との対話を通じたアート制作を行います。支援者には、寄付のリターンとしてレインボーチャートが染められていく仕組みが用意されています。
クラウドファンディングのURLは
こちらです。この取り組みを通じて、若者たちが自主的に参加でき、発信する機会が与えられるようにしたいと考えています。
参加者とのインタラクション
ユースメンバーが考えた『自分ごとアンケート』を実施し参加者に多様性についてディスカッションを行う機会も設けられます。さらに、ノベルティプレゼントとして、手軽に持ち帰れるアイテムや絵の具を使った参加型アートのワークショップも行います。こうしたアクティビティを通じて、多様性の大切さや、自分自身を自由に表現することの重要性を伝えます。
認定NPO法人JASHの理念
JASHは2013年に設立され、2023年には認定NPO法人として認められました。性の健康を推進し、LGBTQに関する啓発活動を行っていたり、定期的に交流会を開催したりしています。「性の健康」というテーマは、未だに偏見やネガティブなイメージが根付いていますが、JASHはそれを「人生のプレジャー」として捉え、もっとオープンに議論できる環境を作ることを目指しています。
未来への希望
このプロジェクトは、若者たちが自ら立ち上がり、様々な人と意見を交わしながら進めているため、一般の人々にとっても新しい視点を提供できるものです。参加者にとっても、ただのイベントではなく、自己表現と学びの場となることを目指しています。
私たちと共に、レインボープライドの新しい形を築き上げませんか。皆さんの支援があれば、きっと素敵な未来を描いていけるはずです。皆さんの温かいご協力をお待ちしています。