岡山大学研修会開催
2024-12-03 23:48:30

岡山大学が第84回医学系技術課鹿田研修会を開催し技術職員のスキル向上を図る

岡山大学が技術職員研修会を開催



2024年11月12日、岡山大学の鹿田キャンパスにて「第84回医学系技術課鹿田研修会」が開催されました。この研修会は、技術職員の技術や知識の向上を目指すもので、対面とオンラインのハイブリッド形式で行われました。

30年の歴史を持つ研修会



この研修会は、岡山大学総合技術部の前身である医学部技術部が1994年から定期的に開催しており、30年の歴史があります。医学系技術職員が担当する業務は研究、教育、臨床支援など多岐にわたります。そのため、職員一人ひとりが必要とする専門技術や知識も異なります。

今回は、各技術職員がそれぞれの業務や専門分野について発表を行い、情報の共有を図ることが主な目的です。研修会の冒頭では、佐藤法仁副理事による挨拶があり、医学系技術職員の活躍を称え、連携の重要性について語りました。

技術職員による多彩な発表



続いて、「技術職員の担当業務紹介、出張報告」というテーマで、鹿田キャンパスに所属する技術職員4名が発表を行いました。これには、動物資源部門、法医学、病理学、人体構成学に関するさまざまな内容が含まれました。

  • - 上山和貴(動物資源部門): 「マウスの飼育管理、飼育室で行われる作業について」
  • - 小林智瑛(法医学): 「法医学分野における業務紹介」
  • - 渡邉治之(病理学): 「病理学での私の業務紹介」
  • - 木村亮太(人体構成学): 「出張報告(第40回献体実務担当者研修会)」

各発表では質問が活発に交わされ、参加者からは「飼育している動物の種類や数は?」、「異なる業務でのアドバイスがほしい」といった多様な質問が寄せられました。かつ、研修会終了後には「次回は発表をしてみたい」という前向きな意見も多数寄せられました。

技術職員のスキル向上を支援するプログラム



岡山大学総合技術部は、技術職員間の連携を深めることを目的とし、多彩な研修プログラムを提供しています。これは地域中核の特色ある研究大学として、研究や臨床活動のパートナーシップを深め、院生修学支援制度の導入により専門人材の育成を狙ったものです。また、岡山大学は2022年度から東京科学大学と協力して「TCカレッジ」にも参加し、高度専門人材の育成に取り組んでいます。

今後も岡山大学は「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の一環として、地域と地球の未来に貢献する研究活動の強化を進めていく予定です。技術職員の活動を通じて、岡山大学の持続的な発展を期待したいですね。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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