小学生カーリング日本一決定戦、札幌CAが初優勝した模様

2024年12月22日、神奈川県横浜市で開催された「ＪＡ全農チビリンピック2024 第6回全農杯全日本小学生カーリング選手権大会」において、札幌CAが見事なプレーで初優勝を果たしました。当大会は全国各地から8チームが参戦し、熱戦が繰り広げられました。

競技が行われた横浜銀行アイスアリーナでは、開会式で全農の代表理事専務、安田忠孝氏が選手たちに「日々の食事の大切さ」を語り、体力や健康がパフォーマンスに与える影響を強調しました。選手宣誓は前回大会優勝の軽井沢ジュニアが務め、カーリング精神をもって戦うことを誓いました。

大会のハイライトは、決勝戦でした。札幌CAとチーム青森キッズの激しい戦いが繰り広げられ、緊張感が漂う中、札幌CAが最終的に3-2で勝利を収めました。観客からは大きな拍手が起こり、札幌CAの選手たちの喜びはひとしおでした。

この大会では、特別協賛として全農が参加しており、特に選手たちの栄養面でもサポートが行われました。「もぐもぐブース」が設けられ、栄養補給としてニッポンエール商品や旬の食材が提供され、選手たちは試合前後のエネルギー補給に役立てました。

また、前日に実施されたスポーツ栄養教室では、管理栄養士がアスリートに必要な栄養について講義を行い、選手たちは真剣に耳を傾けていました。食の重要性を理解した選手たちは、目標記入カードに自らの夢や目標を書き、将来の活躍を誓いました。

表彰式では、優勝した札幌CAをはじめ、入賞したチームに対して、東北6県のお米や神奈川県産の「やまゆりポーク」が副賞として贈呈され、選手たちの努力が祝福されました。

全農は今後も「ニッポンの食」を通じて、アスリートたちを支援し続けるとし、カーリングだけでなく様々なスポーツで活躍する選手たちの成長を見守っています。大会の様子はYouTubeチャンネル「日刊スポーツ」で後日配信される予定です。

この大会は、カーリングの技術向上のみならず、食の重要性や選手たちの成長を見守るコミュニティの大切さも強く感じさせるものでした。これからの若手選手たちがどのように成長していくのか、期待が高まります。