アモーレパシフィックが東日本大震災支援活動を通じて心を届ける

アモーレパシフィックが東日本大震災支援活動を通じて心を届ける



韓国最大の化粧品会社、アモーレパシフィックは、2011年に発生した東日本大震災の復興支援活動を進めてきました。彼らのCSR活動「Smile Again Japan Campaign」では、7つのNPOに資金提供を行い、被災者の心理的な支援や生活の改善を図ってきました。特に、2023年10月29日の加藤登紀子さんのチャリティーコンサートをもって、すべての活動が無事に終了しました。

実施された支援活動の概要



「Smile Again Japan Campaign」は、被災者の心の持ち直しを手助けすることを目的として立ち上げられました。このキャンペーンのもと、NPOが実施する活動に対してアモーレパシフィックが資金を提供し、震災後の回復を支援するためのプロジェクトが展開されました。公募により選ばれた7つのNPOは、岩手、宮城、福島の各県で様々なプログラムを実施し、支援活動を通じて多くの人々に希望と勇気を与えてきました。

7つのNPOの活動内容



以下、選ばれたNPOの活動内容をご紹介します。

1. 音楽療法NPOムジカトゥッティ(宮城県仙台市)
アフリカの楽器を使用し、音楽を通じた心のケアを行いました。福祉施設や児童館での活動を通じて、参加者が共に音楽を楽しむことで、心が癒される時間を提供しました。

2. 芸術資源開発機構(宮城県仙台市、福島県南相馬市)
アートワークショップを18回開催し、表現を通じて心理的緊張を緩和しました。参加者は様々な表現方法を通じて、自己を再発見しました。

3. 国際支援地球村(宮城県石巻市、東松島市)
ヨガやマッサージのサービスを毎週提供。アモーレパシフィックの製品を用いて、被災者の心身のケアを行い、また日韓交流の機会も提供しました。

4. 在日外国人情報センター&ダール・アズィーザ(福島県南相馬市、岩手県久慈市)
コンサートやロシア料理の炊き出しを通じて、多文化交流と地域の団結を促進しました。地元の人々との音楽イベントは大変好評でした。

5. ソーシャルコンシェルジュ(岩手県山田町)
仮設住宅の近くに畑と花壇を作成し、住民がコミュニケーションを深める場を提供。植物の成長を通じて住民間のつながりを促進しました。

6. にこにこサポート(宮城県仙台市)
働く女性を支援するための託児所を運営し、特に被災地域での子育て環境の改善に貢献しました。

7. BHNテレコム支援協議会(宮城県仙台市)
チャリティーコンサートを開催し、多くの被災者を招待。コンサート後には懇親会も行われ、支援活動の結束を深めました。

アモーレパシフィックの企業理念



「人類を美しく、社会を豊かに」という社是のもと、アモーレパシフィックは国境を越えて多様な支援活動に取り組んできました。日本の震災復興における経験は、他国への支援活動にもつながり、企業としての社会的責任を果たすことへの新たな一歩となるでしょう。

今後もアモーレパシフィックは国内外において様々な形で社会貢献活動を続けていくと期待されます。彼らの活動は、多くの人々に希望を与え続けることでしょう。

会社情報

会社名
AMOREPACIFIC CORPORATION
住所
181 Hangangno-2-ga, Yongsan-gu, Seoul
電話番号

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