ノースサンド、国際基準ISO 30414認証取得で人的資本経営を推進
コンサルティング会社ノースサンドが、人的資本に関する国際標準ガイドライン「ISO 30414」の認証を取得しました。同社は創業以来、「世の中にまだない新しい価値を提供する」という理念のもと、コンサルタントのスキルだけでなく、人間力を重視したサービスを展開。人材育成への投資を企業価値向上に繋がるものと捉え、社員のモチベーション向上、スキルアップ、働きやすい環境づくりに積極的に取り組んできました。
この度、ISO 30414の認証取得は、そうした同社の人的資本重視の経営姿勢が評価された結果と言えるでしょう。審査機関は、株式会社HCプロデュース。認証取得は、同社の人的資本経営における高いレベルの取り組みを証明するものです。
ISO 30414とは?
国際標準化機構(ISO)が発行するマネジメントシステム規格の一つであるISO 30414は、組織が従業員の人的資本に関する情報を定量化、分析、開示するための国際的な指標です。生産性や多様性など、人的資本に関する11項目と58の指標を数値化できることから、企業の人的資本に関する情報開示の透明性向上に大きく貢献すると期待されています。
ノースサンドは、ISO 30414の認証取得により、自社の人的資本に関する取り組みを明確に示すことが可能になります。これは、顧客や投資家、社会全体からの信頼獲得にも繋がるでしょう。
創業10周年へ向け、更なる発展へ
来年7月に創業10周年を迎えるノースサンド。同社は今後も、社員一人ひとりが属性や性別に関わらず働きやすい職場環境づくり、そしてノースサンドらしい「人」を大切にする文化の醸成に力を入れていくと発表しています。
Human Capital Report 2024の発刊
人的資本経営に関する情報をまとめた「Human Capital Report 2024」も同時に発行されました。このレポートは、ノースサンドの人的資本経営への取り組みを詳細に紹介し、具体的な事例やデータを示すことで、他企業の人的資本経営への取り組みを促進する役割も担っています。
ノースサンドの企業理念
ノースサンドは、「人」にフォーカスを当てたユニークなコンサルティング会社です。コンサルタント一人ひとりの「人らしさ」を重視し、ビジネス、デジタル、IT分野において幅広い業界の顧客を支援しています。コンサルティングを「お客様の実現したいことをデザインする仕事」と捉え、多くの企業や個人の力となり、「カッコいい会社」を増やし、世界をデザインすることを目指しています。
まとめ
ノースサンドのISO 30414認証取得は、人的資本経営における大きな一歩と言えるでしょう。同社の取り組みは、今後、多くの企業にとって参考となるだけでなく、日本の企業における人的資本経営の更なる発展に貢献すると期待されます。