新時代のPDF処理が実現する『Antenna House PDF Tool API V8.0』
2023年7月31日、アンテナハウス株式会社は新たなPDF処理ソフトウェア『Antenna House PDF Tool API V8.0』を発表しました。この新バージョンは、PDFファイルの加工や編集、情報取得の処理を支援する強力なツールです。
製品の概要と主な機能
`PDF Tool API`は、PDFファイルの結合やページの抽出、セキュリティ設定、透かしの挿入、しおりの作成・編集など、多様な機能を備えています。特に、V8.0ではPDF/A規格への変換と準拠確認機能が追加され、正規表現を用いたテキスト検索や新たな注釈タイプへの対応、フォームフィールドの新規作成が可能になりました。
主な機能には、次のようなものがあります。
- - ページ処理: PDFファイルの結合・抽出・移動・回転・削除・拡大・縮小・新規ページの作成
- - セキュリティ設定: パスワードや証明書によるセキュリティ設定・削除
- - 透かしの挿入・削除: テキストや画像ファイルを透かしとして挿入し、削除する機能
- - PDF/A変換と準拠確認: 複数のPDF/A規格への変換をサポート
- - テキストの抽出と検索: テキストを抽出したり、正規表現で検索する機能
- - 画像抽出: PDFファイル内にある画像の抽出
新機能の特徴
V8.0では以下の新しい機能が強化されています。
- - PDFの規格への変換:PDF/A-4などへの対応が進み、厳密な準拠確認が可能になりました。
- - 正規表現の利用を通じたキーワード検索が追加され、より柔軟なテキスト検索が実現。
- - Redaction注釈の新たな適用処理により、特定のテキストを墨消しすることができます。
- - 注釈の埋め込み機能で、外観を持つ注釈をページコンテントに統合できます。
- - フォームフィールドの新規作成や、フィールド名および値の取得がサポートされ、より効率的なデータ収集が可能になりました。
開発の背景
『PDF Tool』は、20年以上にわたる開発の歴史を持ち、さまざまな業種でのPDF利用に対応できる技術を磨いてきました。デジタル文書が広がる中、PDFファイルはますます重要な存在となっています。これを受けて、PDF Tool APIは、PDFの生成元を問わず、柔軟に対応できるシステムの構築を目指しています。
企業概要
アンテナハウス株式会社は、東京に本社を置く企業で、PDF関連のソリューションを幅広く展開しています。社長の小林徳滋氏のもと、企業の課題解決に寄与する製品を提供し続けています。
PDF処理の未来を見据えたこの新しいAPIの機能をぜひご体験ください。詳細については、公式ウェブサイトをご確認ください。→
PDF Tool API V8.0の新機能の詳細
まとめ
『Antenna House PDF Tool API V8.0』はその名称から20年の歴史を誇り、デジタル文書の管理や編集において欠かせないツールとして今後も進化し続けます。さまざまなワークフローにおいて、この新バージョンを活用して効率化し、よりスマートな作業環境を整えていきましょう。