デジタルアイデンティティとテミクス・データの提携
株式会社デジタルアイデンティティ(以下、デジタルアイデンティティ)は、株式会社テミクス・データ(以下、テミクス・データ)との間で業務提携契約を締結したことを発表しました。
この提携は、プライバシーを保護しつつ新しいマーケティング手法を模索する動きの中で、特に注目されています。プライバシー保護の観点から、企業がこれまで利用してきたサードパーティクッキーの使用が規制される中、デジタルアイデンティティは新たなターゲティング手法を構築する必要性を感じていました。
THEMIX DATA CONNECTの強み
テミクス・データが提供する「THEMIX DATA CONNECT」は、個人が確認済みの金融取引データと、同サービスを利用する企業が保有する自社データを、プライバシーが守られた環境内でマッチングする技術を利用します。これにより、企業はより精度の高いOne to One コミュニケーションを実現し、従来の広告手法に依存せず、より効果的なマーケティング施策を展開可能となります。
提携の詳細
業務提携は2024年5月20日(月)に正式にスタートします。この提携により、デジタルアイデンティティは、以下のような業務を行うことが決まっています。
1. THEMIX DATA CONNECTの企画および支援業務
2. テミクス・データが提供する広告運用および制作業務
3. 広告主や広告代理店向けの営業活動
今後の展開
デジタルアイデンティティは、この業務提携を通じて、「THEMIX DATA CONNECT」を更に発展させていく計画です。具体的には、サービス開発だけでなく、カスタマーサクセスやセールス、運用に関する業務を強化し、ユーザーにとって価値のあるマーケティング支援を提供することを目指しています。
また、広告主だけでなく広告代理店への情報提供も進めていく計画で、新たな集客チャネルの開拓やデータ活用に課題を持っている企業への支援を行います。これにより、業界全体でのデジタルマーケティングの質を向上させ、連携を深めることを期待しています。
企業情報
株式会社デジタルアイデンティティ
株式会社テミクス・データ