2023年11月25日、総理大臣官邸にて「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」の第11回目となる選定が行われました。この取り組みは、農林水産省と内閣官房が主導し、地域資源を生かした活性化および地域の所得向上を目指しています。
趣旨
本選定は、地域の潜在能力を引き出し、農山漁村の魅力を全国にアピールすることを目的としています。この活動を通じて、農業、漁業、そして地域の自然環境の大切さを再認識し、持続可能な地域社会の実現を目指します。
優良事例 of 30地区
今回の有識者懇談会では、全国の農山漁村から30の優良事例が選出されました。各地区は、それぞれユニークな取り組みを通じて地域を活性化させています。以下はその一部を紹介します:
1.
北海道北見市 - 「木から牛のエサを作るみらいプロジェクト」
- ビジネス・イノベーションを軸にしており、エコな活用法で地域に貢献。
2.
青森県弘前市 - りんご産業を基盤に官民が連携した「ひろさき援農プロジェクト」。
3.
群馬県沼田市 - 自然との共生を目指す学校プロジェクト。
このように、各地区は地元特産品を生かした活動や、地域の課題を解決する取り組みを行っています。
グランプリ及び優秀賞
選定された中でも特に優れた事例には、グランプリや優秀賞が授与されました。
- - グランプリは、北海道幌加内町の「北海道幌加内高等学校」が受賞。
- - 優秀賞は、ビジネス・イノベーション部門で北海道の株式会社エース・クリーンおよび積丹町のブルーカーボンプロジェクトが選ばれました。
今後の取り組み
令和6年12月17日、三田共用会議所で選定証授与式が開催される予定です。また、官邸では交流会も計画されています。地域の活性化とさらなる発展に向け、地域住民や事業者の皆さんが今後も連携し合うことが期待されています。
参考情報
詳細な事例や今後のイベントについては、公式サイトやプレスリリース等で確認することができます。地域活性化に向けた動きにぜひ注目したいですね。私たち一人ひとりも、身近な地域を応援する取り組みを考えていく必要があります。