CyberZが新設したショートドラマ・アニメ専門の広告クリエイティブ部門

株式会社CyberZが新しい広告クリエイティブ部門を設立

株式会社CyberZ（東京・渋谷）は、ショートドラマやショートアニメの広告クリエイティブに特化した専門部署を新たに立ち上げました。この新部署は、広告の効果と価値を最大化することを目指しています。

趣旨と背景

近年、ショートドラマはスマートフォン向けに最適化された短尺コンテンツとして注目を集めています。YHリサーチの調査によれば、2029年までにショートドラマの世界市場は8.8兆円に達すると予測されています。この成長を受けて、多くの若者がスキマ時間に手軽に視聴することから、市場のニーズはますます高まっています。

CyberZは、設立当初からのエンタメコンテンツのプロモーションノウハウを活かし、ショートドラマとショートアニメ専用のクリエイティブ制作を行う専門部署を立ち上げました。特に、若年層の視聴頻度の高さを考慮し、新しいエンタメ体験を提供することに力を入れています。

株式会社CyberZの概要

2009年に設立されたCyberZは、スマートフォン広告に特化したマーケティング会社として成長してきました。広告運用や効果検証に加えて、ウェブCMや交通広告の制作も行っています。また、アメリカや韓国、台湾など、海外広告主の日本市場への参入支援も手がけています。

さらに、同社は国内最大のeスポーツイベント「RAGE」の運営を行い、サイバーエージェントグループの唯一のイベント制作会社であるCyberEをグループ傘下に持ち、多様なジャンルのエンタメ興行を通じた業界活性化を図っています。

新部署のサービス内容

新設された部署では、ショートドラマやショートアニメのプロモーションに必要な広告クリエイティブの全体戦略を一貫して提供します。内容には、作品の選定や制作、運用、さらには分析までが含まれる予定です。それにより、視聴者に対してより効果的なメッセージを届けることが可能となります。

経営陣の見解

CyberZの代表取締役社長、山内隆裕氏は「エンターテインメント業界の多様なマーケティングニーズに対して、専門組織を設けることで、各コンテンツをより深く理解し、クライアントの課題解決を図ることができる」と述べています。また、まだ成長途上にあるこの市場で、業界全体を底上げすることに貢献できることを期待しています。

このように、CyberZは広告戦略とクリエイティブ技術の融合を通じて、企業のプロモーション活動を今後も支援していく方針です。