新卒採用の現状
2026年の就活が進む中、学生と企業の選び方が変わっています。企業が学生を選ぶだけでなく、逆に学生も企業を選ぶ時代が訪れました。
学生の本音
先日、ファッション団体に所属する43名の大学生にアンケートを実施しました。この結果、「就職先を安易に決めてしまった」と感じる学生が約38.5%に登り、彼らの本音を垣間見ることができました。座談会による意見交換も行い、学生の悩みや希望を集約しました。
採用のトレンド
さらに、81社の人事部にも調査を実施し、現在の新卒採用事情について深堀りしました。特に注目したのは、面接時に「服装自由」という条件が学生に与える影響です。企業側の意図を探るとともに、学生側の不安や期待を聞き取りました。
AIと採用
現在、新卒採用にもAIが導入されています。例えば、ウエルシア薬局やビーエックスでは、選考プロセスにAI面接を取り入れています。しかし、ロート製薬は逆に対面の一次面接に戻し、家族的な雰囲気を大切にしています。これらの企業からはAIと人間の面接をどのように使い分けているのかについて忌憚ない意見を聞くことができました。
企業の選び方
学生から最も人気の企業、ファーストリテイリングの人事部採用部長へのロングインタビューもおこないました。彼は「選び、選ばれる」時代における採用の流れについて多くの示唆を与えてくれました。
双方の声をまとめて
今回の調査を通じて、学生と企業、両者の視点から就活と新卒採用の実態を浮き彫りにしました。これにより、今後の採用活動において相互理解がどれほど重要かがより一層明らかになりました。相互理解が深まることで、企業側と学生のマッチングの精度も向上するのではないでしょうか。
韓国のムシンサ(MUSINSA)に注目
特集の一部では、韓国のファッションEC企業、「ムシンサ」にもスポットを当てました。この企業は、ソウルの主要エリアに6つの拠点を持ち、シェアオフィスや人材育成プログラムを展開しています。市場からの注目を集めている理由を探ります。
ニューヨークのルイ・ヴィトン
また、ニコラ・ジェスキエールが手がけたルイ・ヴィトンの2027年クルーズ・コレクションについても特集しています。彼の13年間の軌跡を振り返り、ブランドとの絆を深めたプロジェクトについて掘り下げます。
デジタル時代のアパレル
藤原義昭氏による連載では、ECに関する思い込みについて語ります。「デジタルは、売る道具ではない」という言葉からは、アパレル業界の再成長の条件が見えてきます。顧客のニーズを起点にした新しいビジネスモデルへの移行を提唱します。
ファッション&ビューティパトロール
最終ページでは、マルタン・マルジェラのアーカイブがオークションにかけられた話題も取り上げています。商品の落札額が大幅に高騰している中、その流行を解明していきます。
結論
今回の特集を通じて、就職活動の現況だけでなく、ファッション業界全般にわたるトレンドとビジネスの潮流を捉えることができました。今後の採用活動やブランド戦略において、これらの知識と視点が活かされることを期待しています。