Mierbaの新たな挑戦
2022-12-14 09:30:01
採用の新しいカタチを提案するMierbaが資金調達で進化を図る
株式会社Mierbaが進化を遂げる新たな挑戦
株式会社Mierba(代表取締役:丸山樹)は、企業と候補者のミスマッチを解消するため、5000万円の資金調達を行い、自社開発のスキルテストを用いた採用支援サービスのβ版の事前登録を開始しました。これにより、企業が望む人材を正確に見極める新たな手段が提供されることになります。
背景にある代表の経験
丸山氏の過去の就職活動から生まれたこのサービスは、「履歴書や面接だけでは候補者の全てを見極められない」との課題意識に基づいています。また、多くの採用担当者に話を聞いた結果、面接で高評価を得た候補者が入社後に期待された成長を見せないケースが頻発していることに気づきました。オーストラリアでのHR専攻の経験を活かし、入社前技能評価の必要性を感じ、このサービスの開発を進めました。
採用課題の解決
多くの企業が直面するのは、自社に合った人材を正しく見つけることができないという課題です。従来の選考プロセスでは、履歴書や面接のみで候補者の真の能力が把握できず、カルチャーやスキルのミスマッチが生じやすいのです。Mierbaの新機能では、グローバルなアセスメント手法を基にしたデータ分析を実施し、候補者の実力を的確に評価します。
サービスの特徴
1. 職種別スキルテストの導入
Mierbaは、実際の業務に即した職種別スキルテストを開発しました。このテストでは、候補者が特定の業務においてどのように行動するかを評価し、一般的ではなく自社に合った優れた候補者の特定を可能にします。これは、国内外の産業組織心理学者との共同開発により実現しました。
2. 候補者体験の向上
採用は面接だけから成り立つものではありません。候補者が会社に入った後の仕事をイメージできるよう、実際の業務状況に基づいた体験が得られるテストが整備されています。この取り組みは、候補者自身の理解度を高め、満足度の向上にも寄与します。
3. データドリブンな採用の実現
すべての結果は自動的にスコアリングされ、採用チームはこれを基に次回の面接設問を設計し、深掘りを行うことができます。直感的な判断から、より信頼性の高いデータに基づいた意思決定を促し、効果的な採用を実現します。
組織体制と今後の展望
このサービスの全体監修には、ロンドン大学で博 学を修めた産業組織心理学者Clif P Lewis氏が関与しています。Mierbaは、企業と候補者の理解を深め、両者が最適な選択をできるような支援を目指していきます。
丸山氏は「今回の資金調達を機に、まずはアジアを中心とした企業と候補者のマッチングを強化し、サービスのさらなる進化を進めていく」と語っています。
今後、Mierbaのサービスが新しい採用のスタンダードとなることを期待したいところです。
会社情報
- 会社名
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株式会社Mierba
- 住所
- 東京都港区虎ノ門1丁目16-6虎ノ門RAPO-TOビルUCF703
- 電話番号
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