新刊紹介:『レジリエンスが身につく 自己効力感の教科書』
2024年9月9日に、総合法令出版株式会社から新たに出版される『レジリエンスが身につく 自己効力感の教科書』は、自己効力感をテーマにした画期的な一冊です。本書はすでにAmazonで「社会心理学」ジャンルの売れ筋ランキング1位を獲得しており、多くの期待が寄せられています。
著者の工藤紀子氏は、自己肯定感についての研究を長年行ってきた専門家であり、一般社団法人日本セルフエスティーム普及協会の設立者です。彼女は自身の理論に基づく方法を多数の企業や学校で指導しており、豊富な経験を生かしながらこの本を執筆しました。
日本人と運の意識
日本人は、努力しても成功が「運」に委ねられがちだと思う傾向があります。実際に行われた調査によれば、世界で唯一、日本人だけが「成功には幸運が不可欠」と考えています。しかし、成功を運任せにするのではなく、自己効力感を高めることで道を切り開けるのです。
自己効力感とは
本書で提唱されている自己効力感(セルフエフィカシー)は、自信を持って行動できる状態を指します。斯様な認識を高めるための科学的アプローチが本書で詳細に解説されており、自己肯定感をその土台に築きます。この自己効力感を育むことは、ビジネスだけでなく、試験や新しい挑戦においても重要な要素です。
レジリエンスを高める
自己効力感を高めることで、困難を乗り越えるための力であるレジリエンスも向上します。日々の生活や仕事の中で直面する困難を乗り越えるには、自己効力感が高まることが不可欠です。これにより、より多くの挑戦を受け入れる余力も得られるでしょう。
本書の主要なアプローチ
本書には、自己効力感を高めるための4つの具体的なアプローチが紹介されています:
1.
達成(成功)体験: 自分の成功体験を重視することで、自己効力感を向上させる。
2.
代理体験: 他者の成功体験を参考にすることで、自信を得る。
3.
社会的・言語的説得: 他者からの励ましや期待が自信に変わる。
4.
生理的・情緒的状態の管理: 自分の気持ちや状態を意識的に管理することで、より安定した行動を実現。
これらのテクニックは、具体的な方法論として読者に実践を促します。
誰におすすめか
ビジネスで成功を目指す方はもちろん、資格試験や新たな環境に挑戦する若者、子どもの成長を支えたい保護者にも最適な一冊です。自己効力感を育むことで、自らの可能性を伸ばし、自信を持って次のステップへ進む手助けをしてくれるでしょう。
結論
この本は、人生やキャリアにおいて自分の力を信じられるようになるための教科書とも言えるでしょう。自己効力感を養い、レジリエンスを向上させるための知識と方法を提供してくれる本書に注目です。これからの時代を乗り越えるために、ぜひ手に取ってみてください。
書籍概要
- - 刊行日: 2024年9月9日
- - ISBN: 978-4-86280-962-9
- - 価格: 1,760円(税込)
- - 発売元: 総合法令出版株式会社
- - 著者: 工藤紀子
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