株式会社グラファー(本社:東京都渋谷区、代表取締役:石井大地)は、カナダ政府が主催する「G7 GovAI Grand Challenge」において、同社のGovtechストラテジストである鈴木宏和が参画した有志チームがHonourable Mentionに選出されたことを報告します。この国際的なハッカソンは、2025年6月に予定されているG7カナナスキス・サミットに基づいて、公共セクターにおける人工知能(AI)の普及を進めることを目的として立ち上げられました。行政サービスの透明性と効率性を向上させるための取り組みが期待されています。
受賞につながったソリューションは「Civic Reach」と呼ばれています。このプロダクトは、行政と市民間のコミュニケーションにおいて生じる摩擦、いわゆる「行政スラッジ」を生成AIによって解消します。また、行政の「ラストワンマイル問題」を解決することを目指して設計されています。鈴木氏は、元官僚としての経験やNPOでの活動を通じ、行政通知が住民に届きにくいという課題を指摘していました。今回の受賞は、その心理的な摩擦を減らす可能性を評価された結果と言えます。
「Civic Reach」は、技術が生活を複雑にするのではなく、明確さと優しさを提供することにコミットしています。また、「Human-in-the-loop」の考えを取り入れた安全性と信頼性を考慮した設計が特徴です。この新しい技術が各国の行政サービスにどのような影響を与えるか、興味深い展開が期待されます。
開催概要によれば、このプロジェクトは2025年11月17日から12月1日まで、民間企業や大学、地方公共団体など多様な対象者が参加可能です。鈴木氏はこの機会を利用し、彼の提案するソリューションが多くの市民に届けられることを願っています。
株式会社グラファーは、「We Remove Steps.」をミッションとし、行政機関や企業のデジタル変革に取り組むスタートアップです。生成AIを活用した「Graffer AI Solution」や、行政職員と市民間の利便性を追求したデジタル行政プラットフォームを提供しています。全国250以上の自治体に導入されており、特に政令指定都市での導入率は70%を超えています。
同社は2021年10月に経済産業省のスタートアップ支援プログラム「J-Startup2021」に選ばれるなど、高く評価されています。今後も行政サービスの改善とデジタル社会の発展を目指して挑戦していく姿勢を貫くことでしょう。これからの展開に注目が集まります。