島前3町村DX推進
2025-03-31 11:48:45

島前3町村とワークログが地域情報化・DX推進の協定を締結

島前3町村とワークログが手を組む



令和7年3月25日、隠岐島前の海士町、西ノ島町、知夫村の3つの町村は東京都のワークログ株式会社と連携協定を結び、地域の情報化及びデジタル・トランスフォーメーション(DX)推進に向けた新たな一歩を踏み出しました。この協定の目的は、住民の生活向上、地域経済の活性化、そして行政サービスの効率化を実現することです。

背景と課題



隠岐島前の3町村は、近年の人材不足により、行政業務に対する職員の業務負荷が増大していました。このため、行政のデジタル化が求められる一方で、デジタルスキルを持つ職員が少ないため、業務のデジタル化が進まないという厳しい状況が続いていました。特に海士町では、2023年度からワークログの社員が地域活性化企業人として派遣され、サイボウズ社のノーコードツール「kintone」を活用した業務効率化に取り組んでいます。

協定の具体的な内容



本協定に基づく具体的な取り組みには、以下のような内容が含まれています:

  • - 行政業務のデジタル化: kintoneをはじめとしたデジタルツールを使った業務フローの見直しと改善。
  • - デジタル人材の育成: 行政職員にデジタル技術を習得させる仕組みの構築。
  • - 情報交換の場を設ける: 島前3町村全体での定期的な情報交換会議を実施。
  • - 地域資源の活用: デジタル技術を駆使した新しいビジネスや社会活動の創出。
  • - 外部との連携: 専門機関や企業とのコラボレーションを進め、ノウハウや情報を共有。

これらの活動によって、3町村のDX推進が加速し、地域の活性化が期待されています。特に行政業務のデジタル化に焦点を当て、将来的には住民向けのサービスや民間事業者のデジタル化も目指します。

ワークログ株式会社の役割



ワークログは、テクノロジーを活用したシステム開発や事業企画を支援する企業です。2020年からは神奈川県の新型コロナウイルス対策のシステム開発にも参加し、行政業務のデジタル化においても高く評価されています。今後、ワークログは、自治体のDX推進をさらに広げていく意向を示しています。

まとめ



今回の協定締結は、隠岐島前の3町村にとって、地域の未来を担う重要な取り組みとなります。デジタル化は住民の生活をより豊かにし、地域経済を活性化させる大きな力を持っています。今後の進展に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
ワークログ株式会社
住所
東京都千代田区九段北1-2-2グランドメゾン九段805
電話番号
03-6272-3379

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