PHONE APPLIのテックタッチ導入で顧客エンゲージメントが向上！

NTTドコモビジネスグループの新たな取り組み

NTTドコモビジネスグループのテックタッチ株式会社が、コミュニケーションポータル「PHONE APPLI PEOPLE」に「テックタッチ」を導入した。この選択は、顧客とのやり取りをより円滑にし、業務の効率化を図るための重要なステップとなる。

導入の背景と課題

「PHONE APPLI PEOPLE」は、既に7000社以上に導入され、組織のコミュニケーションを革新するための強力なツールである。しかし、過去の運用においては、いくつかの課題も浮き彫りになっていた。特に、「オンボーディングの非効率性」と「多機能性に対する認知不足」が主な問題であった。これらの課題は、全てのユーザーに向けた個別のサポートをすることが困難であるため、機能の活用が十分ではなく、解約のリスクを高めていた。

テックタッチによる解決策

今回の「テックタッチ」導入によって、運用面での大きな改善が期待される。具体的には、初期設定のサポートや機能の周知を効率化するため、各種ガイダンスの提供が行われる。例えば、セミナーの告知や新機能の案内を画面上に表示することで、効果的な集客が可能となり、従来のメールだけではリーチできなかった層にまでアプローチすることが可能になるという。

既存機能の有効活用

柴本氏は、「テックタッチ」導入により、オンボーディング時に行っていた説明をガイダンスに置き換えたことで、顧客の自走が促進されたと説明している。新たに設置されたヘッダー機能で、ユーザーは即座に機能を把握しやすく、全体への周知もスムーズになった。

顧客エンゲージメントの向上

テックタッチによって、画面上でのタッチポイントの増加が実現され、顧客エンゲージメントが向上していると期待されている。このような取り組みは、経営陣からも高い評価を受けており、将来的には新規導入社数の伸びが鈍化する可能性を見据えたアップセルやクロスセル施策に「テックタッチ」を積極的に活用したいと考えている。