軽量太陽光パネルの登場で耐荷重問題が解消
近年、多くの企業が脱炭素経営を推進し、その一環として再生可能エネルギーの導入に力を入れています。しかし、実際に太陽光パネルを設置する際には、屋根の耐荷重問題という大きな壁に直面している事業所が多いのが現実です。新たに開発された軽量太陽光パネルが、その課題を克服する切り札として注目されています。
軽量太陽光パネルによる新たなソリューション
EMソリューションズ株式会社は、GoodWe Japan製の軽量太陽光パネルを採用し、日東工業株式会社の栃木野木工場に設置を計画しています。このパネルは、従来の製品に比べて約60%も軽量化されており、単位重量は5.6±0.4kg/m²と非常に軽いのが特徴です。これにより、耐荷重が不足している屋根でも太陽光パネルを効率的に配置可能となり、発電の機会を大幅に増加させることができます。
背景の理解
屋根に太陽光パネルを設置する際、特に自家消費型太陽光発電では、屋根の強度が十分でないために設置できないという問題が生じています。これは国内の事業所の約40%に及ぶと言われており、再生可能エネルギーの普及を妨げる要因の一つです。EMソリューションズは、これを解消するために軽量太陽光パネルの導入を決定しました。
提供される技術的支援
EMソリューションズは、エンジニアリングの専門知識を駆使して、エネルギーに関する多様な課題に対する最適なソリューションを提供しています。屋根の耐荷重問題についても、施工を行う際の技術的な知見をもとに具体的な対策を講じています。さらに、太陽光発電システムの機器選定から設計、施工に至るまで、一貫した対応が可能です。
具体的な設置内容
今回採用するのは、GoodWe製のBMT-G4/088Aというモデルで、出力は355W、最大22%の高発電効率を実現しています。設置枚数は858枚、これによる年間予測発電量は349,002 kWhと見込まれています。加えて、50kWの三相パワーコンディショナーやデータロガーも用意され、効率的な発電と監視が可能です。
今後の展望
EMソリューションズは、軽量太陽光パネルの導入により、全国の事業所での脱炭素化をさらに加速させることを目指しています。屋根の耐荷重を考慮した上での設計から調達、設置に至るまで、効率的に進める体制を整え、多様な場所への導入を推進していきます。これにより、より安全で持続可能な社会の実現に寄与したいと考えています。
企業情報
EMソリューションズ株式会社は2023年に設立され、東京都中央区に本社を置きます。再生可能エネルギーに特化したコンサルティングや開発、施工、販売を行っています。一方、GoodWe Japan株式会社も東京都に本社があり、太陽光発電システム機器の製造・販売を担当しています。両社の協力により、今後の再エネ普及に期待が寄せられています。