佐伯綜合建設が受賞した「日経ニューオフィス賞」
岐阜県加茂郡川辺町に本社を構える佐伯綜合建設株式会社は、最近、同社の集中管理センター「SMILE HUB」が、一般社団法人ニューオフィス推進協会主催の「2026年度日経ニューオフィス賞」において、「中部ニューオフィス奨励賞」を受賞したことを発表しました。この受賞は、佐伯綜合建設が目指す新しい働き方と地域貢献の姿勢を評価されたものといえます。
建設業界の課題を見据えた取り組み
建設業界は、担い手不足や技術者の高齢化、そして働き方改革が求められるなど、大きな変革の時期を迎えています。さらに、カーボンニュートラルや地域防災力の強化といった、新たな課題にも対応していく必要があります。佐伯綜合建設は、これらの社会的な要求に応えるため、「未来の働き方を自ら実践する」という信念のもと、集中管理センター「SMILE HUB」を設立しました。
この拠点は、デジタル技術、環境、地域共創を融合させ、建設業の未来を切り開くための新たな価値創造を目的としています。具体的には、次の4つのHUBを中心に設計されています。
1. Customer HUB
顧客とのコミュニケーションを深め、課題解決や新たな価値の創造を支援する拠点です。
2. Field HUB
現場とリアルタイムで結びつく遠隔管理フロアを中心に、迅速な意思決定や施工支援を行います。建設DXを推進することで、生産性向上を目指します。
3. Organization HUB
部門を超えたコミュニケーションを促進し、BIMや遠隔管理の業務を推進するための基盤を整えています。
4. Community HUB
地域住民、行政、企業、教育機関との交流を図るフロアを設け、地域に開かれた企業として新しい価値を共創していきます。
環境性能と災害対応力
「SMILE HUB」は、利便性だけでなく、環境保護と災害対応力を兼ね備える施設でもあります。建物には岐阜県産の木材を使用し、地域の資源を循環させると同時に、温かみのある空間を提供しています。また、ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)の概念を取り入れた省エネルギー設計が施され、太陽光発電設備や蓄電池も導入されています。
これにより、平常時は環境負荷を軽減し、災害時には電力を確保することで地域の安全に寄与する役割も果たします。
プロジェクト責任者の想い
本プロジェクトの責任者である佐伯佳優常務取締役は、建設業界が直面する多様な課題に対し、単にデジタル化するだけでなく「働く環境そのものを変える」ことが重要だと述べています。彼が強調するように、「SMILE HUB」は顧客、現場、部署、地域をつなぐ基盤であり、人々と情報の相互作用によって新たな発想や価値が生まれることを期待しています。この受賞は、ただのオフィス空間の評価ではなく、企業の在り方、さらには働き方への挑戦の賜物であるとの認識を示しています。
佐伯氏は、今後も「SMILE HUB」を基に建設業の新しい価値を届けること、そして地域ごとに持続可能な未来を築くことを誓いました。
今後の展望と取り組み
佐伯綜合建設は、「SMILE HUB」を建設DXや人材育成の中心拠点として進化させていく方針です。また環境負荷の低減、そして災害時の対応力の強化についても引き続き努力していきます。建設業の未来を創造する拠点として、新たな働き方と価値を地域に生み出し、多くの人々とつながりながら持続可能な社会に貢献し続けていく考えです。
会社概要
- - 会社名: 佐伯綜合建設株式会社
- - 所在地: 岐阜県加茂郡川辺町
- - 事業内容: 総合建設業
- - 公式サイト: 佐伯綜合建設
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