株式会社フレネットHIBIYA(東京都港区)が、ユーザー生成コンテンツ(UGC)を活用したマーケティング手法を刷新するため、UGC自動収集ツール「タカハッシュ」を導入しました。この決断は、これまで手作業で行っていたSNSキャンペーンにかかる労力と時間を大幅に削減し、効率化を図るためのものです。
従来のフレネットHIBIYAでは、SNSや特にInstagram上での顧客投稿を自サイトに掲載するために、多くの手作業が求められていました。ハッシュタグを用いた投稿の確認や選定、Webサイトへの反映作業はかなりの時間を要し、効率が悪いものでした。しかし、「タカハッシュ」を導入したことにより、Instagram上で特定のハッシュタグが付いた投稿を即座に自動収集し、管理画面を介して表示の可否が選択できる仕組みが実現しました。
これにより、商品や店舗ごとに投稿を整理して表示できるため、情報の管理も非常にスムーズになりました。さらに、利用者が投稿した内容をクリックすることで、該当の商品ページへ直接アクセスできる「関連リンク」機能が追加され、購入意欲の向上にも寄与しています。こうした流れを作ることで、商品の購入とSNS上での顧客の声とが自然に結びつく新たな販促経路が形成されました。
「タカハッシュ」を用いることで得られた具体的な成果には、作業時間が約80%削減され、キャンペーン投稿数が約1.8倍に増加したことが挙げられます。これにより、顧客の参加意欲が高まり、リアルタイムで顧客の声が反映されることで、ブランドと顧客とのエンゲージメントが確実に向上しました。フレネットHIBIYAの担当者も、「即座にサイトへ反映されることが、ユーザーとのコミュニケーションをよりリアルでダイナミックなものにしている」と話しています。
「タカハッシュ」は、InstagramやX(旧Twitter)といったSNSに投稿されたハッシュタグ付きのコンテンツを自動的に収集し、Webサイトにリアルタイムで表示することができます。このツールはキャンペーンやプロモーションの効果を最大限に引き出すだけでなく、顧客の声を自然な形でブランドのサイトに掲載します。これにより、口コミの拡大や認知の向上、コンバージョン率(CVR)の改善が期待できるのです。
また、「タカハッシュ」は企業向けの堅牢な運用機能を備えており、投稿ごとの掲載判断を行う検閲機能やNGワード、NGユーザー設定なども用意されています。さらに、UGCを利用したSNSキャンペーンや投稿コンテスト、投票企画などにも幅広く対応可能であり、BtoCやBtoBを問わず、様々な業種での導入が進んでいます。
フレネットHIBIYAと山陽ファースト株式会社の協力によるこの革新は、花市場における新たな販促手法と顧客関係の構築の可能性を示しています。実際の導入事例については、山陽ファーストのサービスページでも詳しく紹介されているので、興味のある方はぜひ訪問してみてください。