家具の転倒防止
2026-09-04 13:11:12

住宅防災の新たな視点:家具転倒を防ぐための提案

住宅防災の新たな視点



近年、地震が頻発する中、私たちの住環境における安全対策について真剣に考える必要があります。訪れる地震に対し、一般的には建物の耐震性が重視されますが、住まいの中に存在する大型家具、例えば食器棚や本棚なども、実は重要な危険要因となり得ることをご存知でしょうか。実際に株式会社NEXER Groupが実施した調査によれば、半数以上の人が地震時に家具の転倒を不安に感じているにもかかわらず、対策が施されていない現実が浮かび上がっています。

家具と地震対策の実態


調査結果によると、49.6%の人々は「家具が倒れてくる」という事態を懸念しています。しかし、52.0%は自宅の家具に対して全く対策を講じていないか、対策したいと思っていても実行に移せていないという結果が出ました。特に不安視されているのは「食器棚・カップボード」で、これらの家具は収納するものの重さからいても、大きな影響を及ぼす可能性があります。

従来の対策からの脱却


多くの場合、家具の地震対策は「購入後に転倒防止器具等で固定する」という方法が取られていますが、これでは不十分です。家具の設計段階から地震への対策を講じることが必要です。株式会社エストレージは、この考え方を実践し、8,000件以上のオーダー家具を手がけてきました。この企業は家具を単なる収納手段ではなく、住宅の安全設計の一部ととらえ、住まいの間取りや構造に合わせた安全性を設計しています。具体的には、家具を「設置する」のではなく、壁面にしっかりと固定することで転倒リスクを低減する方法を推奨しています。

地震対策を考慮した家具設計


実際に家具を設計する際には、いくつかの点を考慮しなければなりません。壁面や下地への確実な固定、耐震ラッチや飛散防止フィルムを使って収納物の飛散を防ぐ、さらにはサポート機能を持つ収納を採用するなど、様々な工夫が求められます。これにより、家族が安心して生活できる住環境を提供することが可能になります。例えば、耐震ラッチが設けられた家具や、強い揺れを感知すると自動で扉をロックする機能などが代表的な対策です。

地震対策の重要性


私たちは日々の生活の中で、家具を使用しながら快適さを求めています。しかし、その反面、地震が発生した際にはそれが危険要因に変わり得るという点を忘れてはなりません。家具メーカーとして、収納ラボでは「この家具はどこに設置するのか」「誰が、どのように使うのか」「どんなものを収納するのか」「地震が起きた際に、家具が転倒する可能性はあるのか」といった観点から、家具を設計することが重要だと考えています。

最後に


代表取締役の矢島克記氏は「地震そのものは避けられないが、家具の転倒は防ぐことができる」と語っており、室内の安全対策を後回しにする現状に警鐘を鳴らしています。日常の中で家具を固定することが特別な対策ではなく、当たり前の備えとなるよう、多くの人々にその重要性を広めていくことが目標です。家具は生活を快適にする要素であると同時に、安全に暮らすための重要なものでもあるという認識が広がることを願っています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

会社情報

会社名
エストレージ
住所
電話番号

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。