コミック版『かのこちゃん』
2025-01-16 11:21:59

直木賞作家・万城目学の名作がコミック化!待望の新刊『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』

直木賞作家・万城目学の名作がコミック化



2025年1月16日、株式会社KADOKAWAより、直木賞候補作として名高い『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』がコミックとして登場します。この作品は、原作を万城目学が手掛け、漫画をにごたろが描いたもので、心温まるストーリーが展開されます。

物語のあらすじ



物語の主人公、かのこちゃんは小学1年生であり、彼女の隣には年老いた柴犬の玄三郎がいます。そしてマドレーヌ夫人はアカトラで、外国語を話すことができる猫です。ある日、ゲリラ豪雨に見舞われた際に、マドレーヌ夫人は玄三郎の犬小屋に避難してきます。これは、かのこちゃんにとって新しい出会いの始まりですが、同時に様々な別れを経験することになります。

おすすめポイント



このコミカライズにはいくつかの魅力的なポイントがあります。まず、原作は直木賞を受賞した万城目学によるもので、万城目の独特の視点と感受性が生きています。漫画を担当するにごたろは、「拾い猫のモチャ」シリーズで知られ、その繊細で温かみある絵柄が特徴です。

物語の中では、犬や猫といった動物たちとの心温まる交流が描かれ、かのこちゃんの無邪気さと彼らとのコミュニケーションが読む人を引き込んでいきます。読んでいると、自然と笑顔がこぼれ、心が穏やかになることでしょう。

心に響く「出会い」と「別れ」



この作品は、ただ単に動物たちとの触れ合いだけではなく、成長や別れといった深いテーマを含んでいます。かのこちゃんは、大切な友達と出会い、そして別れも経験します。また、愛する犬、玄三郎が病気にかかることがわかり、彼女は初めての別れの苦しみに直面します。この過程を通じて、彼女は少しずつ成長していく様子が描かれ、大人になっていく過程を丁寧に綴っています。このお話は、小学生はもちろん、大人にも強く響くストーリーとして、多くの読者に感動を与えることでしょう。

著者のプロフィール



原作:万城目学


万城目学は1976年に大阪府で生まれ、京都大学法学部を卒業後、2006年に『鴨川ホルモー』でデビューしました。彼の作品は多岐にわたり、『鹿男あをによし』や『プリンセス・トヨトミ』などがあります。特に『八月の御所グラウンド』では、直木賞を受賞した実績があります。

漫画:にごたろ


にごたろは、猫と漫画が大好きな作家で、代表作には「拾い猫のモチャ」シリーズや『ノリ吉は大吉猫』があり、多くのファンに支持されています。

書誌情報



  • - 書名:かのこちゃんとマドレーヌ夫人
  • - 原作:万城目 学
  • - 漫画:にごたろ
  • - 発売日:2025年1月16日(木)
  • - 定価:1,430円(税込)
  • - ページ数:192ページ
  • - 判型:A5判
  • - ISBN:978-4-04-606969-6

この作品は、親しい友との大切な出会いや別れの思い出を鮮やかに描いており、心温まる物語を求める人には必見です。ぜひ手に取って、かのこちゃんの成長を見守ってください。


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会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
住所
東京都千代田区富士見二丁目13番3号
電話番号

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