別府・鉄輪温泉エリアの新たな挑戦
大分県別府市は、源泉数と湧出量が日本一を誇る温泉地として知られていますが、近年は観光客の減少が問題視されています。観光客が多く訪れる時期には年間1,000万人という数字も記録された別府ですが、現在では地元の住民や長期滞在者の姿が目立ち、観光のあり方を見直す必要が生じています。この課題に立ち向かうべく設立されたのが「湯治ぐらし株式会社」です。
温泉の新たな定義
『湯治ぐらし』の目指すところは、温泉をただの観光資源として消費するのではなく、日常生活の一部として根付かせることです。同社は、日本古来の湯治文化を「自分自身と向き合う静かな時間」と定義し、温泉・食・運動・睡眠の4つの要素を大切にしながら新たなライフスタイルを提案しています。
NHK大分での特集
2026年4月10日、NHK大分では、シェアハウス「湯治ぐらし」や別府温泉・湯治リトリート「七日一巡り」が特集されました。この番組では、温泉の効能を科学的に実証し、長期滞在を促進する取り組みが紹介されました。番組の中では、シェアハウスに住む人々の生活や、湯治前後の健康チェックといった、具体的な活動が映し出されました。
湯治ぐらしのシェアハウス
現在、湯治ぐらしでは鉄輪温泉エリアを中心に3棟・合計16室のシェアハウスを運営しています。それぞれの棟は全室源泉かけ流しの温泉を完備し、様々なバックグラウンドを持つ居住者が共に生活しています。入居者は地域との交流を大切にし、共同生活を通じて新しい温泉文化を具体的に体現しています。
さらに、入居者には特典としてウェルネスプログラムが用意されており、毎月専門家による温泉カウンセリング、腸活ワークショップ、そして自力整体のエクササイズが無料で提供されます。これにより、健康な生活が支援され、住人同士のつながりも強められています。
湯治リトリート「七日一巡り」
このプロジェクトの一環として運営されている「七日一巡り」は、廃業した旅館を改装した湯治リトリートです。ここでは、温泉、食、運動を組み合わせたウェルネスプログラムを提供し、個人や法人に向けた様々な健康促進の取り組みを行っています。カウンセリングを通じて科学的に得られたデータをもとに、温泉がもたらす健康効果を可視化する活動も評価されています。
今後の活動に期待
湯治ぐらし株式会社では、今後も別府の温泉文化を再構築し、地域とともに歩む新しいライフスタイルの確立を目指していく方針です。現在、シェアハウスの入居者を募集中で、内覧やお問い合わせも随時受け付けています。温泉の恵みを日常生活に取り入れ、心身共に健康な生活を送りたい方々にとって、この新しい試みは非常に魅力的です。ぜひ、この機会に「湯治ぐらし」の体験を検討してみてはいかがでしょうか。
会社概要
湯治ぐらし株式会社
- - 代表者: 菅野静
- - 所在地: 大分県別府市大字鶴見401番地の1
- - 設立: 2023年4月26日
- - 事業内容: シェアハウス事業、湯治リトリート宿泊事業、日常の健康をサポートするコンテンツの企画・提供
- - 公式サイト: 湯治ぐらし