リブマックス、VCN決済導入
2024-10-02 17:38:14

リブマックスがVCN決済を導入、ホテル業界のデジタル化を加速。

リブマックス、Agoda、NTTデータ、ネットスターズ、三菱UFJニコス、Mastercardが連携し、2024年10月2日からホテル予約システムに用いる新しい決済方法、Mastercardバーチャルカード番号(VCN)を全国168箇所にて導入することを発表しました。これにより、法人決済の過程が大幅に効率化され、業務の簡素化に繋がります。

この新しい仕組みでは、まず旅行者の予約データに基づいてAgodaがVCNを発行。その後、ネットスターズのストレートスループロセッシング(STP)がこのVCNを利用して即時に決済を行います。これにより、リブマックスホテルは手続きの際に生じる煩雑な作業が軽減され、業務運営がスムーズになります。手作業を排除したことで、請求作業に伴うミスのリスクも低下し、全体的な業務の生産性を向上させることが期待されます。また、VCNを利用することで支払いや未回収といったリスクを減少させる効果もあるため、資金の流れも最適化されます。

リブマックスの取締役である田中玲氏は、「Agoda、NTTデータ、ネットスターズ、三菱UFJニコス、Mastercardとの共同作業により、日本のホテル業界において画期的なVCN決済を導入できることを心からうれしく思っています。この決済システムの運用経験を基に、さらなるフィードバックを提供し、VCNの利点を広めていきたい」と語っています。これにより、リブマックスはホテル業務における新しい決済方法を確立し、他の業者にもその成功を広めることが目標です。

Agodaの北アジア統括アソシエイト・バイスプレジデント、大尾嘉宏人氏も本イニシアチブに対し、「この決済ソリューションによって、ホテルは簡単にVCNを取り入れ、宿泊者の利用を促進できる技術とマーケティング支援を提供することができる」とコメントしています。これにより、旅行者にとってもよりお得な宿泊体験が実現されると言えます。

さらに、NTTデータのペイメント事業本部長、西川新一朗氏は、「この協力により、リブマックスにVCN決済を提供できることを非常に嬉しく思っています。これまで多くの企業にキャッシュレスを導入してきた実績をもとに、宿泊業者へのVCN決済の普及を目指していきます」と述べています。このように、各社の協力が業界全体の活性化に向けた重要な一歩と捉えられています。

ネットスターズのCEO、李剛氏は、「マルチキャッシュレス決済ソリューションを通じ、ホテルの支払い業務の効率化に寄与できることを嬉しく思っています。今後もこの決済方式を多くのホテルチェーンと共に推進していきます」と強調しました。さらに、三菱UFJニコスの社長、角田典彦氏が述べるように、今回の取り組みは、ホテル業界におけるキャッシュレス化や業務のデジタル化に向けた重要なステップです。これにより、国内の宿泊業界に対しても新しいソリューションを提供し、業務の効率化を図ることが期待されています。

この新しいVCN決済は、特に海外の旅行業界での利用が増えており、世界中の多くのホテルで導入が進んでいます。日本においても、Agodaやリブマックスホテル間の取引の見直しに適した方法であり、業界全体のデジタルシフトに貢献することが期待されています。今後の進展に注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社ネットスターズ
住所
東京都中央区八丁堀3-3-5住友不動産八丁堀ビル3・4F
電話番号
03-6260-3788

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