次世代型対話型AI面接サービスSHaiNの発表
株式会社タレントアンドアセスメントは、2025年12月3日より新たに次世代版「SHaiN」を提供開始しました。このサービスは、受験者と企業にとって、よりポジティブな面接体験を提供することを目的としており、数々の新機能が搭載されています。特に、資本業務提携先の株式会社PKSHA Technologyとの連携により、高度な自然言語処理技術と機械学習を活用した対話機能が強化されました。
SHaiNの進化
SHaiNは、2017年にそのサービスを開始以来、高い評価を得て、現在では900社以上に導入されています。これまでの実績を踏まえ、次世代版SHaiNは、企業と受験者双方のニーズに応える形で進化しました。このサービスは受検者の面接時のストレスを軽減し、面接体験を向上させるだけでなく、企業にとっての評価精度や人材要件への適合度を向上させます。
ポジティブな面接体験
次世代版SHaiNは、「傾聴機能」が大幅に強化されています。受験者の話をしっかりと受け止めるために、次の3つの傾聴方法が導入されました:
1.
受動的傾聴:AIが受験者の発言に対して「なるほど」と頷くことで、発言がしっかり受け止められているという安心感を与えます。
2.
反映的傾聴:AIが受験者の回答内容を反映しつつ会話を進めることで、発言の心情が理解されていると実感できます。
3.
積極的傾聴:受験者の話に対して質問を投げかけることで、より深い思考を促します。
これにより、受験者は、自身の意見が正しく評価されていることを感じることができ、ポジティブな体験となります。
ネガティブな体験の解消
従来のAI面接では、設問ごとに同じ質問が繰り返されることがあり、受験者には対話の不自然さを感じさせることがありました。しかし、次世代版SHaiNでは、受験者の回答内容から不足している質問だけを判断し、必要な場合にのみ確認する形を取り、より自然な対話を実現します。これにより、面接が進む中でのストレスを軽減し、スムーズなコミュニケーションを可能にします。
高度な面接評価レポート
新たに搭載された面接評価レポートでは、従来の10資質の評価に加えて、経団連による「新卒採用に関するアンケート調査」で重視視される項目を含む、より精緻な分析が可能です。これにより、企業が求める人物像に応じた評価軸を構築することができます。8種類のコンピテンシーに基づいた多角的な評価を行うことにより、より詳細な人物分析が実現します。
プランと料金
次世代版SHaiNのサービスには、受験者管理システム利用料(年額60万円などの料金体系)が用意されています。具体的なプラン詳細や料金は、公式サイトで確認できます。
今後の展望
タレントアンドアセスメントは、この新しいSHaiNを通じて、受験者と企業双方の満足度を高めることを目指します。特に、アセスメント領域における人的資本経営の推進に寄与するプロダクトとして活用可能です。今後も、AI技術を活用して、企業と個人の可能性を広げるサービスの提供を続けていきます。
詳細については、
SHaiNの公式サイトをご覧ください。