1. 概要
令和7年9月30日までの期間における「金融サービス利用者相談室」の相談状況が公表されました。今回のデータによれば、相談件数は16,028件と前年同期の15,211件に比べ増加しており、その背景には金融サービスへの注目の高まりがあると考えられます。
2. 受付件数の内訳
今回は特に複数分野に分けられた相談がどのように推移したのか、詳細に見ていきます。
- - 預金・融資に関する相談: 4,357件(+121件)
預金と融資に関する問い合わせは、依然として多くあります。特に行政への要望に関する相談が大部分を占めています。
- - 保険に関する相談: 2,171件(+139件)
この分野もやや増加。多くは個別契約に関連した問題です。
- - 投資商品に関する相談: 5,792件(+467件)
特に投資商品に関する相談は顕著に増加し、個別取引の結果に関するものが多く見受けられました。
- - 暗号資産に関する相談: 1,487件(+37件)
暗号資産に関する相談は引き続き高水準で推移しています。
- - その他の相談: 貸金や資金移動に関する相談もありましたが、これらは減少傾向にあります。
3. 相談の方法
相談方法については、電話での問い合わせが多く、9,709件(61%)を占めています。また、ウェブサイトを通じた相談も増加傾向にあり、5,624件(35%)に達しました。
4. AIチャットボットの活用
AIチャットボットに関しては、3,031人がアクセスしており、今期のデジタル相談サービスの重要性が浮き彫りとなりました。
5. 利用者の声
利用者から寄せられた相談の中で特に注目される内容には、預金や融資、投資商品に関する具体的な状況や不安が多く含まれており、金融庁もこれを受けて様々な対策を検討しています。
6. まとめ
金融サービスの利用が増える中、相談室へ寄せられる声も多様化しています。今後もこのようなデータを基に、利用者のニーズに早急に対応していくことが求められています。