台湾富裕層向け「もっと地方へ!」ツアーが道北で開催
ツナガル株式会社は、2024年9月3日から9日までの7日間にわたり、「もっと地方へ!」ツアーを実施しました。このツアーは、訪日リピート率の高い台湾の富裕層を対象に、彼らにまだ知られていない日本の地方を楽しんでいただくことを目的としています。
ツアーの背景
近年、台湾からの観光客は日本各地を訪れる機会が増えており、特に富裕層の旅行者に向けた高級な体験が求められています。ツナガル株式会社は「人生を変える出会いをつくる」という理念のもと、道北エリアの豊かな地域資源や人々の温かさに焦点を当て、その魅力を味わっていただくプログラムを企画しました。
ツアー日程と体験内容
ツアーでは以下のような行程を組み、道北エリアの独自の魅力を紹介しました。
- - 1日目: 新千歳空港から札幌のミシュランレストランで食事。
- - 2日目: 丘珠空港から利尻へ向かい、昆布体験やアザラシへの餌やり。
- - 3日目: 利尻でのウニ取り体験や稚内観光・地元グルメ。
- - 4日目: 宗谷岬観光と豊富町での牧草地ピクニックサイクリング。
- - 5日目: 苫前町と留萌のエビグルメ、そして旭川観光。
- - 6日目: 上川町のミシュランレストランでの食事と旭岳トレッキング。
- - 7日目: 東川の地元商店巡り、ミシュランうなぎ店、新千歳空港への帰路。
このような内容によって、参加者は地域の特産品や食文化に触れ、地元の方々との交流を深めることができました。
ツアーの特色
本ツアーの大きな特徴は、台湾の富裕層にまだ知られていない「もっと地方」の魅力を発見してもらう点です。特に、それぞれの地元の人々との温かな触れ合いや、特産品を使った体験を重視しました。利尻島での昆布体験や、豊富町での酪農体験を通じて、参加者に地域のローカルアイデンティティを感じてもらったのです。さらに、グルメ体験も充実しており、ミシュランのレストランや人気の地元食堂を利用した食事が提供されました。
今後の展望
ツナガル株式会社は、今後も訪日リピーターを日本の地方へ案内することを重視し、地域経済への貢献を続ける考えです。また、持続可能なツーリズムの発展を目指し、地元の方々と協力しながら、台湾の富裕層に対して新たな旅の価値を提供していくことを使命としています。
ツナガル株式会社の紹介
ツナガル株式会社は、2010年に設立され、「人生を変える出会いをつくる」を理念に地域と観光客の持続的なつながりを創出しています。旅行事業のほか、地域の特産品を海外に向けて発信するプロジェクトや観光プロモーションも手掛けており、多様な活動で地域経済に寄与しています。
台湾の富裕層が訪れることで生まれる新たな地域経済の活性化と、持続可能な観光の実現に向けた取り組みに、今後も期待が寄せられます。