携帯インフラシェア
2025-09-29 14:32:19

JR九州電気システム、北九州で携帯インフラシェアを開始

JR九州電気システムが提供する新たな携帯電話インフラシェアリングサービス



2025年9月26日、JR九州電気システム株式会社が携帯電話事業者向けのインフラシェアリングサービスを北九州市小倉南区の「サニーサイドモール小倉」でスタートしました。このサービスは、同社が構築した共用設備を使用し、複数の携帯電話事業者が効率的に電波を共用できる仕組みを提供します。

サービスの特徴


このインフラシェアリングサービスでは、同社が設置した中継装置、光伝送路、同軸伝送路、さらにはアンテナなどが利用できます。既に、NTTドコモがこの設備を用いており、他の携帯電話事業者も接続される予定です。この新しいアプローチにより、各社の無線信号が共通の設備を通して発信され、高速かつ安定した通信環境が実現されます。

インフラシェアリングのメリット


  • - 設備の効率化: 各携帯電話事業者は、個別にアンテナを設置する必要がなくなり、初期投資や設置にかかる工数を大幅に削減できます。
  • - 環境負荷の軽減: 機器の共用によって電力消費量が削減されるため、環境への負担が軽減されます。
  • - 通信品質の向上: 4G対応のシェアリング機器を使用することで、より高品質な通信が可能になります。

今後の展望


JR九州電気システムは、今回のサービスを皮切りに、商業施設、駅構内、オフィスビルにおいてもインフラシェアリングサービスの拡大を図っていく意向です。この取り組みは、地域通信インフラの質を高め、持続可能な運営を目指すものです。

この新サービスの展開により、地域の携帯電話通信環境がさらに充実し、地元の人々とビジネスにとっても大きな利点となることでしょう。今後もJR九州電気システムの動きに注目です。


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会社情報

会社名
九州旅客鉄道株式会社
住所
福岡県福岡市博多区博多駅3-25-21
電話番号

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