横浜市の産前産後ヘルパーサービスが始まる
2024年4月8日、株式会社楽土舎が運営する「さくらハートフルサービス」が新たに産前産後ヘルパー事業を開始します。このサービスは、既に子どもがいる妊娠中のママおよび出産後5か月(多胎児の場合は1年)未満のママを対象に、家事代行や育児支援を提供し、子育てにかかる不安や負担を軽減することを目的としています。
この取り組みは、横浜市が推進する子育て支援の一環として展開されます。少子高齢化が進む現代、特に横浜市では、過去20年間で人口は266,412人増加したものの、18歳未満の人口は58,488人減少しています。それに対処するため、横浜市は妊娠中や出産後のママをサポートする体制を強化しています。
サービス内容と利用方法
「さくらハートフルサービス」では、通常の家事代行サービスの料金が2時間あたり6,400円からとなっている一方で、横浜市の産前産後ヘルパー事業を通じて申し込むと、世帯の状況に応じて0円から1,500円で利用可能です。提供されるサービスには、洗濯や掃除、食事の準備はもちろん、育児の手伝い(授乳やおむつ交換、沐浴)も含まれます。
利用方法は、住んでいる区域の福祉保健センターのこども家庭支援課に申し込みを行い、承認を受ける必要があります。対象者は横浜市に居住する妊娠中のママや産後5か月未満のママです。利用可能な回数は、産前産後各20回、双子以上の場合は産後40回までです。
横浜市の取り組みと「さくらハートフルサービス」の役割
「さくらハートフルサービス」では、地域のつながりを大切にし、家事代行やハウスクリーニングだけでなく、介護保険外サービスも年間5,000件以上提供しています。地域に根ざしたサービスを通じて、より多くの家庭が安心して子どもを育てることができるよう貢献しています。
今後も「さくらハートフルサービス」は、家事や育児に関するサポートを提供し、育児に不安を抱えるママたちがかけがえのない子どもとの時間を楽しめるよう、しっかりとサポートしていく方針です。
更なる情報とお問い合わせ先
詳細なサービス内容や利用方法については、
さくらハートフルサービスの公式サイトを訪れるか、直接問い合わせてみてください。もちろん、社会の変化に応じて、必要な支援を求めることも大切です。
さくらハートフルサービスの営業時間は9:00~18:00(但し日曜日を除く)です。電話は0120-369-177、メールは
[email protected]まで。ぜひ、お住まいの地域の支援課にも足を運び、家事や育児のサポートを受けて、安心した子育てを実現してください。