新たな文化財が登場
2025-12-05 11:25:29

東京スカイツリー駅に新たな文化財「TO THE SKY」が登場!

とうきょうスカイツリー駅に彩りを加える「TO THE SKY」



皆さんは、東京スカイツリー駅が新たな文化的な価値を加えたことをご存知でしょうか。この11月、澄川喜一氏によってデザインされた陶板レリーフ「TO THE SKY」が、駅の新駅舎内に移設されることが決定しました。新しい駅舎は、2025年12月7日から利用者に公開される予定です。

作品「TO THE SKY」の魅力


「TO THE SKY」は、東京スカイツリーの開業に際して、2012年に設置された作品であり、東京スカイツリーが空へと伸びる姿を美しく表現しています。この作品は、業平の地に息づく日本の伝統的なイメージと、電波塔としての現代的なビジョンが見事に融合したもので、多くの駅利用者に愛されてきました。

移設の背景


今般の移設は、駅近辺で行われる約0.9km区間の鉄道高架化工事に伴い行われました。新しい駅舎に向けての作業が進む中、陶板レリーフは、旧駅舎から東武スカイツリーラインの新東口改札内に慎重に移設されました。このため、静岡県熱海市のクレアーレ熱海ゆがわら工房が作品の取り外し・修復を担当し、無事に新しい場所に設置されました。

文化芸術の役割


当協会は、パブリックアートを重要な文化的財産として位置付け、その保存や普及に尽力しています。現代社会において、文化芸術は人々の暮らしや都市の景観を豊かにする大切な要素です。人々はアートを通じてコミュニケーションを図り、地域に賑わいをもたらします。

陶板レリーフの詳細


この陶板レリーフは、以下の仕様で制作されました:
  • - 作品名: TO THE SKY
  • - デザイン・監修: 澄川 喜一氏(1931-2023)
  • - 制作年月: 2012年4月
  • - 移設年月: 2025年12月
  • - 仕様: 陶板レリーフ
  • - サイズ: 縦3.0m × 横4.0m × 2面
  • - 設置場所: 東武スカイツリーライン とうきょうスカイツリー駅 新東口改札内

公益財団法人日本交通文化協会の使命


公益財団法人日本交通文化協会は、1948年の設立以来、交通文化の振興に注力し、駅や公共施設にアートを展開してきました。これまでに562点の作品を全国に設置し、今後も文化芸術を支える取り組みを続けていきます。また、「1%フォー・アート」の法制化を目指して活動していることも注目に値します。

このように、とうきょうスカイツリー駅は、その魅力を更に高め、訪れるすべての人々に新たな文化体験を提供する場所へと進化しています。「TO THE SKY」が駅内でどのように多くの人々の心に残るのか、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

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