熊本県初のひとよしくま熱中小学校が4月にオープンスクールを開催

2021年10月、熊本県に新たに開校される「ひとよしくま熱中小学校」が、オープンスクールを4月24日に開催します。この学校は、全国で広がる熱中小学校の19校目となり、教育の場を提供するだけではなく、地域の人材育成や交流を促進することを目的としています。

「もういちど7歳の目で世界を見よう」という理念を持つこの小学校では、地域に住む大人たちに向けて、起業活動やビジネススキルを学ぶ機会を提供します。オープンスクールでは、熊本県出身の講師である外村仁氏と、宮崎県の原田英男氏が登壇し、それぞれの経験を基にした講義を行います。

外村氏は、シリコンバレーを拠点として活躍した起業家であり、Evernoteの社会長も務めた実績があります。今回は、コロナ禍を背景にしたAI時代における幸せな生き方について学びを深めていくことが期待されています。

一方、原田氏は「世界一ポジティブな熱中校長」として知られ、元農林水産省のトップでもあります。彼は熱中小学校を通じての学びの力が、地域の力に変わる過程を語り、参加者に対して実践的な教育内容を提案します。

このオープンスクールは、地域の人々とのつながりや新しい考え方を学ぶ貴重な機会となります。また、今後も定期的にオープンスクールが行われる予定で、様々な業界の専門家が講師として参加予定です。これによって、地域の皆さんが新たな知識やスキルを得ることで、さらなる地域振興を図ることができるでしょう。

会場は人吉市まち・ひと・しごと総合交流館くまりばで、参加は無料です。高校生以上であれば誰でも参加可能で、オンラインでも受講可能な枠も設けられています。地域活性化を目指す「ひとよしくま熱中小学校」への関心を寄せている方々は、このチャンスを利用してぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

今後も、9月にはさらにオープンスクールが開催される予定ですので、興味のある方はぜひご確認ください。熊本県の未来を担う人材育成の拠点として、ひとよしくま熱中小学校が大いに期待されています。