世界初！抗ウイルス加工フィルター搭載マスク「カテプロテクター」の販売開始

「カテプロテクター」の誕生

2023年、日本国内外でのウイルス拡散の影響により、抗ウイルス製品の需要が急増しています。この流れを受け、株式会社プロテクティアが開発した不織布フィルター『CateProtect加工フィルター』が、一般社団法人繊維評価技術協議会（JETEC）の新しい基準である「SEK抗ウイルス加工マーク」を取得しました。このマークは、製品が厳しい試験に合格し、99.9%のウイルスを減少させる性能を持っていることを示しています。具体的には、マスクの第2層に使用され、このフィルターを搭載した世界初のウイルス対策マスクが2015年6月22日から販売されることが決まりました。

商品の概要

この新型マスク、名付けて「カテプロテクター」は、抗ウイルス加工フィルターを採用しており、ウイルス対策の最前線を守る頼もしい存在です。特に、取得した「SEK抗ウイルス加工マーク」は、感染予防において非常に重要な要素とされています。このマークを取得するためには、徹底した試験に合格しなければならず、その安全性や無刺激性も確認済みです。

販売はプロテクティアのオンラインショップのほか、Amazonや楽天でも行われます。詳細は以下のリンクから確認できます。
プロテクティア公式販売サイト

新カテキン技術『CateProtect』の特長

「カテプロテクター」に使われているCateProtect技術は、大阪大学産業科学研究所の開発で誕生しました。この技術では、天然カテキンをベースにした新たな感染症対策製品の実用化を目指しています。ここで注目すべき点は、「CateProtect」がウイルスの膜に対して天然カテキンの約40倍の効果を発揮することです。この特性により、様々なウイルスや菌に対して高い抗ウイルス力を持っています。

幅広い抗菌機能

さらに、この技術は感染症のみならず、黄色ブドウ球菌や大腸菌、肺炎桿菌といった多種の細菌に対する抗菌機能も確認されています。近年問題視されている薬剤耐性菌に対しても効果を示しており、現代における多様な感染症への対策として大変有効です。

安全性へのこだわり

『CateProtect』は天然成分由来の安全性を特徴とし、実際に原材料における経口毒性や皮膚刺激性の評価が行われています。これにより、一般の方が安心して使用できる製品として評価されています。抗ウイルスマスクの登場は、自分自身を守るだけでなく、周囲の人々をも守る重要な手段となるでしょう。

会社情報

株式会社プロテクティアは、2010年に設立され、大阪府茨木市に本社を置いています。代表取締役の内田国克氏のもと、感染症対策に特化した製品の研究開発や製造を行う企業です。会社の公式サイトでは、詳細な製品情報やお問い合わせが可能です。

今後も抗ウイルス製品の開発が期待されるプロテクティアの進展に、目が離せません。