JTBとデール・カーネギーの革新的ダイバーシティプログラム
2026年6月、良好な人間関係を築く方法を提唱するデール・カーネギーと、総合旅行会社のJTBが共同で「森で学ぶ多様性時代のリーダーシップ育成」に特化した体験型ダイバーシティプログラムを発表することにしました。このプログラムは、参加者が自然の中で学びながら多様性を理解し、ポジティブな対人関係を築くことを目指しています。これは多様性の推進に苦しむ企業にとって非常に意義のある機会です。
ダイバーシティ推進の背景
近年、多くの企業がダイバーシティを経営課題の一環として真剣に受け止め、積極的に取り組む姿勢を見せています。しかし、調査によれば、多くの場合、属性に基づくマイノリティへと施策が偏りがちです。JTBは、このアプローチが重要でありつつも、多様性経営の基盤は「他者の理解」であると考えています。そのため、デール・カーネギーとの提携を結び、全方位的なアプローチを導入することとなりました。
プログラムの特徴
新たにスタートするこのダイバーシティプログラムは、参加者が森という自然豊かな環境でコミュニケーションとリーダーシップについて実践的に学ぶことができる内容となっています。プログラムは1泊2日の構成で、デール・カーネギー流の人間関係の原則を中心に設計されています。多様性を理解し、チームビルディングを強化するためのアクティビティが用意されており、参加者は直接的な経験を通じて自己の成長を促すことができます。
また、プログラムは全て英語でも提供される予定であり、グローバルに活躍できる人材を育成する視点も持っています。日々の業務の中で直面する課題に対して真摯に向き合い、リーダーシップを発揮できる次世代リーダーの育成が期待されています。
提携先企業について
- - 株式会社JTB:旅行業を中心に、企業や団体向けのサービスを提供し、様々な課題を解決することに注力しています。
- - D. C. TRAINING JAPAN株式会社(デール・カーネギー・東京・トレーニング):人間関係、コミュニケーション、リーダーシップなどのスキルを磨き、クライアントのパフォーマンス向上をサポートする専門家です。
- - 株式会社チームビルディングジャパン:対話とつながりを重視し、組織の進化をサポートするチームビルディングの専門企業です。
このプログラムは、ダイバーシティ経営の新たな一歩を踏み出す重要な施策として位置づけられています。今後も、JTBとデール・カーネギーはこのプログラムを通じて社会に貢献し、多様性を受け入れる文化の育成に努めていくでしょう。