株式会社バタフライコードが運営するダウンロードカード制作サービス「conca(コンカ)」が、新たに動画コンテンツの配信対応を開始しました。これにより、JASRACおよびNexToneに信託されている音楽を使用したミュージックビデオやライブ映像などが、アーティストやクリエイターの手によって配信できるようになります。既存の音源配信に加え、動画形式のコンテンツでも、個別の権利処理を行う必要がなくなり、関係者は安心して利用することが可能になります。
これまでも、concaは様々な音楽コンテンツの配信を行ってきましたが、新たな動画配信対応は、クリエイターにとって大きなメリットとなるでしょう。ミュージックビデオやライブ映像は、音楽配信とは異なり、視聴者に視覚的な体験を提供するため、より多くのファンを惹きつける要素を持っています。そのため、信託楽曲を使用した動画コンテンツの配信が可能になることで、クリエイティブな表現の幅が広がり、活動をさらに発展させることができるのです。
もちろん、信託楽曲を用いた動画配信については、通常の利用方法とは異なり、特定の申請手続きが必要です。詳細な手続きや注意点については、公式サイトに掲載されていますので、利用者は事前に確認しておく必要があります。この新機能は、concaの「すべてのクリエイターの作品が、世界中の人にスムーズに届くように」という理念を実現するものとして、より多くの方々に利用されていくことでしょう。
バタフライコードでは、今後も音楽や映像をはじめとする多様なコンテンツの新しい流通手段を提供し、クリエイターの表現活動を支援し続けると明言しています。concaは、個々のクリエイターが自身の作品を広めるための強力なパートナーとなり、安心してコンテンツを配信できる環境を整えることを目指しています。これからの時代、多様な形式での表現が求められる中で、concaの提供するサービスがますます重要になっていくことでしょう。
それぞれのクリエイターが持つ独自のスタイルや個性を、concaを通じて表現できる機会が広がることで、新たな才能や声が世の中に届けられることが期待されます。音楽業界や映像制作に携わる多くのアーティストたちが、この新機能を利用して、より多くのファンとのつながりを持ち、インスピレーションを受け取ることでしょう。2023年以降のコンテンツ配信の業界において、concaの存在感はますます増していきそうです。