エー・ピーホールディングス、逗子でビーチクリーン
2025年10月19日、エー・ピーホールディングスが運営する店舗「四十八漁場」が、神奈川県逗子市の逗子海岸でビーチクリーン活動を行いました。これは日本の魚食文化や漁業を守るために、同社が2019年から行っている一連の環境保護活動の一環です。
清掃活動の概要
この日は、JR逗子駅を出発点として、逗子海岸にかけて約30名の参加者が集まりました。参加者には、従業員やアルバイト、その家族、お取引先の方々などが含まれ、午前10時から12時までの2時間にわたり、広範囲にわたるごみ拾いを実施しました。また、海岸近くでは、特に幼稚園から小学生までの子どもたちも参加しており、楽しみながらも環境問題に目を向ける姿が見受けられました。
今回の活動では、当初予定していたマイクロプラスチックやビーチレジャーアイテムに加え、ペットボトルやたばこの吸い殻、空き缶など、多様なゴミが見つかりました。参加者たちは予想以上のごみに驚きつつ、一生懸命それを拾い集め、大きなごみ袋がすぐに一杯になる様子が見られたのです。
環境に対する意識
当日の活動の中で、参加者たちはただごみを拾うだけでなく、日常生活における「ごみを出さない工夫」の重要性を再認識しました。特に子どもたちは、なぜこれほど多くのごみが落ちているのか、という疑問を持ち、環境問題について考えるきっかけとなることでしょう。
また、四十八漁場はこのような活動を単なるイベントにとどめず、持続的に行っていくことが大切であると強調しています。私たちができる小さな行動が、やがて大きな力となり、環境改善につながるのです。
四十八漁場について
四十八漁場は、2006年に鮮魚モデルを立ち上げ、2011年に店舗を開店。漁業界全体に影響を与えるための独自の流通を開発し、「2048年には天然魚が獲れなくなる」という危機感を持っています。この危機感を背景に、未利用魚を活用し、神経締めや徹底した血抜きを施して新鮮な魚を提供することに注力。さらに、漁師や漁港との適正価格による取引を実践し、持続可能な漁業の発展をサポートしています。
四十八漁場は環境問題、漁業後継者問題などの課題にも取り組んでおり、日本の魚食文化の継承と海洋資源の持続可能な利用を目指しています。特に、「食から感動と笑顔を広げる」という理念のもと、地域の人々と連携し、家庭や社会に貢献できる存在であり続けることを目指しています。
公式サイトやSNSを通じて、彼らの取り組みやイベント情報を発信しているので、ぜひ訪れてみてください。公式サイト:
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