空港で見捨てられたスーツケースを救おう!
空港に残されたスーツケース問題が深刻化しています。特に、日本の玄関口である羽田空港や成田国際空港において、旅行者によるスーツケースの無断放置が増加し、自治体や空港関係者の頭を悩ませています。多くの自治体では、スーツケースの処分は粗大ごみ扱いとなり、処分費用が必要です。この煩わしさから、不法投棄や放置が後を絶たないのです。
向き合う社会課題:スーツケース処分の新たな解決策
このような社会問題を受け、株式会社カルチャーズジャパンが始めたのが「スーツケース買取サービス」です。このサービスの特徴は、壊れたスーツケースやブランド品以外のスーツケースでも買い取るという点です。開始以来、月間100件もの買取を実施しており、利用者からは「不要だったスーツケースがお金になって嬉しい」という喜びの声が上がっています。
循環型社会を目指して
政府は第五次循環型社会形成推進基本計画を推進しており、2025年には国内外旅行者数が3億人を超えると予測されている中、この買取サービスが注目されています。原田和典代表取締役は「私たちの取り組みは環境保護と再利用の促進につながる」と語ります。このサービスは、旅行需要の急回復に伴うスーツケースの買い替え需要や、スーツケースの放置という新たな課題に対応しています。
業界初の取り組み:壊れたスーツケースも買い取ります
カルチャーズジャパンが運営する店舗「MY SUITCASE」は、スーツケースの修理専門店としての技術とノウハウを活かし、他社が引き取らないような壊れたスーツケースも積極的に買い取っています。一見無価値に思えるスーツケースも、必要な部品として再利用可能なのです。
例えば、キャスターやファスナーが壊れているスーツケースでも、当店では貴重な資源として査定します。買取後は、使える部品を取り出して修理用パーツとして再利用し、修理可能なものは整備して中古品として再販売することで、製品寿命の延長を図っています。
利用者に優しい買取サービス
この買取サービスは、利用者の負担を最小限に抑える工夫が凝らされています。利用者は配送買取を選ぶことで送料が無料になり、煩雑な処分手続きが不要となります。また、汚れや傷があっても査定の対象となるため、どんな状態のスーツケースでも安心して相談できます。
環境への配慮と社会貢献
買取の際には、廃棄物の不法投棄防止にも寄与し、循環型社会の実現へと繋がる見える化された社会貢献が評価されています。利用者からは、「自分のスーツケースが誰かの役に立つと思うと気持ちが良い」という感想も寄せられています。
今後の展望
2025年内には買取拠点を10箇所に拡大予定で、より多くの地域で循環型社会実現に貢献します。また、修理技術者の育成にも力を入れ、持続可能なものづくり文化を継承する取り組みを進めています。
会社概要
- - 会社名:株式会社カルチャーズジャパン
- - 所在地:〒110-0015 東京都台東区東上野3-16-8 安藤ビル1F
- - 代表者:原田和典
- - 設立:2023年4月
- - 資本金:400万円
- - 事業内容:スーツケースの修理
- - URL: https://repair-suitcase.com/
お問い合わせ窓口
- - TEL:03-4332-7551
- - お問い合わせフォーム:こちら
この新しいサービスにより、私たちの身近なスーツケース問題が解決されることを期待しています。