ARIの新サービス、RAG型AIマルチエンジン「LOOGUE」の登場
最近、クラウド技術を駆使したDXソリューションを提供するARI(ARアドバンストテクノロジ株式会社)が新サービス「RAG型AIマルチエンジンLOOGUE」を発表しました。このサービスは、業務自律化と省人化を実現するための最前線を担います。
新サービスが生まれた背景
ARIはこれまで、2016年から独自のAI技術に基づいたチャットボットとファイル検索サービスを展開してきました。最近の生成AI技術の進展に伴い、RAG(Retrieval Augmented Generation)技術を取り入れたマルチエンジンを新たに開発する運びとなりました。この新サービスは、ユーザーが求めるさまざまなニーズに応える形で誕生しました。
RAG型AIマルチエンジン LOOGUEのサービス概要
RAG型AIマルチエンジンは、ユーザーが入力した質問に基づいて、事前にアップロードされた資料を用いて情報を検索します。次に、その結果をもとに生成AIが回答文を作成し、ユーザーに提示します。この流れにより、複数のドキュメント情報を活用して、より正確な回答を提供することが可能になりました。
サービスの特長
1. 簡単なドキュメントアップロード
利用を始めるには、社内規定やマニュアルなどのドキュメントをそのままアップロードするだけです。新たにファイル形式を統一する必要がなく、手軽にサービス利用ができる点が魅力です。
2. 情報源が見える
生成された回答文の他、その根拠となるドキュメントの該当ページをサムネイルで表示します。これにより、イラストや表も同時に確認できるため、ユーザーは迅速に問題を解決することができます。
3. 定額制プランの導入
従来のサービスでは従量課金が多い中、LOOGUEはユーザー数や問い合わせ件数に制限を設けず、アップロードするドキュメントのデータ容量に基づいた月額の定額プランを提供しています。これにより、コストの予測が立てやすく、安心して利用可能です。
今後の展開
ARIは、RAG型AIマルチエンジンLOOGUEを皮切りに、今後も最新のAI技術を活用し、さまざまなサービス展開を予定しています。組織の業務自律化と省人化における課題解決を目指し、引き続き注目していきたいサービスです。
会社情報
ARIはクラウド技術とデータ・AI活用によってビジネスのトランスフォーメーションを行う企業であり、顧客の課題解決に向けたサービスを提供しています。詳細についてはこちらの
公式サイトをご覧ください。
新たなAIマルチエンジンLOOGUEが、企業の業務スタイルにどのような変革をもたらすのか、今後の展開に期待がかかります。