ソプラ銀座、シンガポールのポラリスグループと戦略的業務提携
2024年8月20日、国内外でペットサロンや犬の幼稚園を運営するソプラ銀座株式会社が、シンガポール上場企業のポラリスグループと業務提携を発表しました。この提携により、両社は日本及び東南アジアでの「ソプラ」ブランドの展開を加速し、オリジナルペットフードの開発や生産を進める計画です。
提携の背景と目指す方向性
ソプラ銀座は、「ペットと共に世界中を笑顔で満たす」というビジョンを掲げ、日本国内だけでなく、シンガポールやタイでもペットサロンを展開してきました。新たな業務提携を通じて、グローバル展開を加速させ、今後3年で国内外で100店舗の出店を目指しています。
CEOの須田哲崇氏は、2022年に就任以来、ペットサロンの運営を強化し、さまざまなペット関連事業に取り組んできました。この度の提携では、ポラリスグループが持つ昆虫食を用いた高タンパク質ペットフードの開発にも注力し、より持続可能なペットフード市場の創出を目指します。
Polaris Ltd. のビジョン
ポラリスグループの代表、スギオノ氏は、グリーンプロテイン事業を推進し、循環型経済との関係を強化する戦略に力を入れています。彼は、ソプラ銀座とのパートナーシップにより、持続可能なライフスタイルを促進することができると信じています。日本のペットケア業界での成功をサポートし、新たなグリーンプロテインペットフードを共同開発することで、環境にも配慮したビジネスモデルの構築を目指しています。
ソプラ銀座の企業理念
ソプラ銀座の企業理念「いつも一番そばに。」は、新型コロナウイルスの影響で家庭でペットを飼う機会が増えた中で、より一層深い意味を持つようになりました。彼らは、シニア犬や飼い主の高齢化などの課題にも対応し、ペットとその飼い主が共に幸せでいられる社会の実現に努めています。
今後の展望
今後、ソプラ銀座は、日本国内での拡大に加え、シンガポールやタイの店舗展開を通じて、ペット文化の国際普及を進めていく方針です。新たに設立する自社工場では、オリジナルのペットフード生産が予定されており、品質の高いペットフードの供給が期待されています。ソプラの展開とともに、ペット関連ビジネス全体の発展が見込まれる中、今回の提携は大きなターニングポイントとなるでしょう。