新たな演出テクニックを学べる！『絵描きのための画角とパースの図鑑』が登場

新たな演出テクニックを学べる書籍

イラストレーションの世界で重要な要素となる「画角」。この度、グラフィック社から2025年10月に発売される『絵描きのための画角とパースの図鑑』は、画角の基本から応用までを学べる実践的な資料です。多くのイラストレーターやデザイナーにとって、画角を理解することは、より魅力的で説得力のある作品を生み出すための鍵となります。

本書の内容と魅力

本書は、以下のような方々に特におすすめです。

- キャラクターと背景の距離感が掴めず、作品が不自然な印象を与えてしまう。
- 階段や坂道の描写が難しく、リアルに見せる方法が知りたい。
- 写真を参考にするが、キャラクターとのバランスがどうしても合わない。

これらの悩みを抱えるクリエイターにとって、画角の理解は不可欠です。特にカメラに関する知識が少ない方も、豊富な写真と図版を駆使して、「画角」がどのように表現に影響するのかを具体的に学びます。

深く学ぶ画角の基礎

本書の特徴は、視覚的要素を重視している点です。イラストを描く際に気を付けるべきポイントや、資料写真をどのように絵に合わせて加工するかといった具体的なテクニックも盛り込まれています。例えば、

- カメラ位置による画角と見え方の違い：異なるアングルにおける効果を比較し、理解を深める。
- さまざまな画角のサンプル：実際の作品を通じて、画角のバリエーションを把握。
- レンズと技術解説：画角の選定に役立つレンズの特性などを詳しく解説。

著者について

本書の著者はおおぐろてんさんです。彼はSNKで『餓狼MOW』のキャラクターデザインを手がけるなど、数々のプロジェクトで活躍してきました。また、テレビアニメ『魔法少女サイト』や『宇崎ちゃんは遊びたい！』の絵コンテも担当しており、幅広い経験を持つアーティストです。その実績が本書の内容にも活かされています。