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DITとミックウェアが資本業務提携を結ぶ

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社（略称：DIT）と株式会社ミックウェアは、急成長する自動車業界におけるソフトウェア開発と検証のニーズに応えるため、2025年10月31日をもって資本業務提携を発表しました。これは、特に近年注目を集める「Software Defined Vehicle（SDV）」の普及によるもので、SDVはソフトウェア更新により新機能の追加が可能な自動車の新しい形態を指します。

提携の背景

自動車業界は、スマートフォン同様にソフトウェアの重要性が増しています。DITはこれまで、ミックウェアの車載ソフトウェア開発において技術的かつ人材的な側面から支援を行ってきました。今回の提携は、双方の協力をより強固にするための一環であり、双方がさらなる成長を目指しています。

期待される効果

この提携により、DITはアウトカー分野での豊富な知見をもとに、ミックウェアの受注体制を強化します。具体的には、クラウド構築などの分野でDITが持つ技術を活かし、未来のソフトウェアサービスの発展へとつなげていく考えです。自動車業界におけるソフトウェアの重要性が今後ますます高まる中、両社の連携による新しいサービスの創出が期待されています。

企業紹介

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社

• - 本社所在地: 東京都中央区八丁堀
• - 設立: 2002年1月4日
• - 資本金: 4億5千3百万円（2025年6月末時点）
• - 売上高: 241億5千万円（2025年6月期）
• - 事業内容: ソフトウェア開発事業

業務系や組み込み開発の安定基盤を持つ独立系IT企業で、過去15期連続で増収増益を達成しています。セキュリティ商品であるWebARGUSや業務自動化プラットフォームのxoBlosなど、独自の製品を展開し成長を続けています。

株式会社ミックウェア

• - 本社所在地: 兵庫県神戸市
• - 設立: 2003年3月
• - 資本金: 4億8千万円
• - 連結売上高: 211億8千万円（2025年2月期）
• - 事業内容: コンピュータシステムの企画、開発、製造、販売

自動車メーカーやサプライヤーと密に連携し、車載ネットワークを制御するソフトウェアを開発しています。その技術を活かして、スマートフォンアプリやクラウドサービスへと事業を展開し、「お出かけを便利に、楽しく、安全に」というテーマの下、新サービスを提供していく方針です。

まとめ

自動車業界におけるソフトウェアの進化は止まることがありません。DITとミックウェアの提携は、新たな可能性を拓き、自動車の未来へとつながる重要なステップです。両社が協力することで、より革新的なサービスの提供が期待されます。今後の展開に注目が集まります。

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