声優・日笠陽子の多忙な日々と新たな挑戦を深掘り!
2024年11月1日、ABEMAの「SHIBUYA ANIME BASE」第27回において、声優・日笠陽子さんに密着した特集が放送されました。放送では、44歳を迎える日笠さんが新たに設立した声優事務所「i.nari」の社長としての姿勢や、日々の多忙な生活について深く掘り下げられました。
眠る暇もないほどの忙しさ
日笠さんは、1日のスケジュールが仕事、会食、社長業で埋まっており、貴重なオフもボディメンテナンスに使っていると語ります。「体が資本」であるという彼女は、アスリートのように体をいたわることを強調し、多忙ながらも自分の限界を見極め、休息の重要性を最近再認識したと述べました。彼女の活躍は、18年以上の声優キャリアに裏打ちされたものですが、その多忙さを支えるのは健康的な生活習慣です。
キャリアのターニングポイント
日笠さんは、これまでに1200本以上の作品に出演し、影響を受けた作品として『惡の華』と『サマータイムレンダ』を挙げました。特に『惡の華』は、全編ロトスコープ技法を使った斬新なアニメーションで、これまでのテレビアニメとは一線を画するものであったと彼女は強調します。この作品での挑戦が、彼女の視野を広げたとのこと。
『サマータイムレンダ』に関しては、和歌山弁を外国語に感じるほどの難関でありながら、主演キャラクターの性格に魅了され、作品に対する情熱がかき立てられたと語りました。こうした経験が、日笠さんが新たに設立した声優事務所の基盤にもなっているようです。彼女は、もっともっとアニメ業界を盛り上げていくために、自身ができることを考え続けています。
ゲストのアニメ遍歴
放送では、同じくゲストとして参加した浅川梨奈さんとEXILE、FANTASTICS from EXILE TRIBEの世界さんによるアニメ履歴書コーナーも大変興味深いものでした。浅川さんは、『ジュエルペット』に始まり、アイドルを目指すきっかけになった『ラブライブ!』に深くハマったと語り、また、徳井青空さんとの関係性にも触れました。
一方、世界さんは7歳で『剣風伝奇ベルセルク』に触れ、孤独を抱えるヒーローたちに没頭していったことを振り返ります。また、さらに成長するにつれ出会った作品たちも心の支えとなり、彼のパフォーマンスに影響を与えていることも明かされました。
今後の予定と展望
次回放送の予告において、日笠さんは「できることなら声優界、アニメ業界初の◯◯をやりたい」という新たな野望を口にする場面も用意されているようです。その詳細は次回の放送を通じて明らかにされるとのこと。興味を持った方は是非、次回の放送もチェックしてみてください。
この回の放送は、渋谷でのポップカルチャー最前線というテーマでの内容が盛り込まれており、多様な方々がアニメにどのように関わり、自己表現しているのかを探る良い機会となりました。「SHIBUYA ANIME BASE」は、今後も多くの方にアニメの魅力を届ける番組としてあり続けることでしょう。