中外製薬がDX推進、パナソニックコネクトの新サービスで業務効率化を実現

中外製薬が挑むDX推進

中外製薬株式会社は、2023年に「CHUGAI DIGITAL VISION 2030」を掲げ、企業全体でデジタルトランスフォーメーション（DX）を進める取り組みを加速しています。今回、その第一歩として、パナソニックコネクト株式会社が提供する法人向けPCサブスクリプションサービス「スリムワークサポート」を導入しました。このサービスは、10,650台の社用PCを刷新し、IT部門の業務負担を軽減することを目的としています。

導入の背景

従来、中外製薬ではリース契約を通じて社用PCを調達していましたが、毎月およそ100件から200件の故障が発生し、修理に追加コストがかかるなどの課題がありました。故障は社員の業務に直接影響を及ぼし、IT部門にも負担がかかるため、PC管理業務はDX推進を妨げる障害となっていました。そのため、故障の少ないPCと高い運用サービスを提供するスリムワークサポートを導入し、業務の円滑化を図ることになりました。

スリムワークサポートの特長

「スリムワークサポート」は、パナソニックのビジネスモバイルPC「レッツノート」を中心に展開されるサービスです。これにより、故障や劣化をリアルタイムで検知し、迅速な対応が可能になります。また、調達から管理までのワンストップ運用により、IT部門の業務負担を大幅に削減することができます。これにより、IT部門は経営課題やDXの推進により多くのリソースを回すことができるようになるのです。

今後の展望

パナソニックコネクトは、さらにPCのライフサイクルに応じたIT部門向けのビジネスプロセスアウトソーシング（BPO）メニューを拡充し続ける方針です。これにより、IT部門の業務負担軽減や従業員のダウンタイムをゼロに近づけることを目指しています。実際に関与できる事例は、パナソニックのウェブサイトで多く掲載されています。