CellidがMWC Barcelona 2025に出展
次世代デバイスの開発に注力するCellid株式会社(セリッド)は、2025年3月3日から6日までスペイン・バルセロナで開催される世界最大のモバイル関連展示会「MWC Barcelona 2025」に出展することを発表しました。これは、AR(拡張現実)およびMR(複合現実)グラスの未来を垣間見る貴重な機会となります。
次世代ARグラスの魅力
CellidのARグラスは、一般的なメガネレンズと同等の薄さと軽さを実現しつつ、フルカラーの鮮明な画像を映し出すための世界最大級の視野角を誇ります。これにより、日常生活に自然に溶け込む軽量なデバイスとして、ユーザーに新たな体験を提供します。
展示会では、Cellidが昨年11月に発表したメガネタイプのARグラスのリファレンスデザインや最新のウェイブガイド技術を紹介し、実用シナリオを想起させるデモンストレーションも行います。このデモを通じて、ARグラスがどのように私たちの生活を便利にし、情報を視覚的に提供するかを体感することができるでしょう。
業界のトレンド
テクノロジーは急速に進化しています。IDCの予測によると、2027年にはAR/MRグラス型デバイスが5,000万台出荷され、ウェイブガイドの市場規模が7,500億円に達すると見込まれています。この動向は、コンピューターの進化がモバイルデバイスからARデバイスへの移行を促していることを示しています。これにより、より多くの人々がこの新しい技術を利用できるようになるでしょう。
出展概要
- - 日程: 2025年3月3日(月)~3月6日(木)
- - 場所: Fira Gran Via, Barcelona, Spain
- - ブース位置: Ground Level, Booth #6G15
Cellidについて
Cellid株式会社は、次世代デバイスであるARグラスのディスプレイおよび空間認識エンジンの開発を行っており、最先端の光学シースルーディスプレイ方式のウェイブガイド(DOE方式)を手掛けています。独自の光学シミュレーション技術と生産技術により、軽量で薄型、かつ高い視野角を持つディスプレイモジュールを展開しています。
さらに、CellidはARディスプレイに関するハードウェア技術と現実世界の空間を認識するソフトウェア技術を組み合わせ、現実世界とデジタル世界の融合を進めています。「Blending the Physical and Digital Worlds」を理念に掲げ、人々にとってより身近で便利な情報ツールを提供し続けます。近い将来、Cellidの技術がどのように私たちの日常生活を変えていくのか、その動向から目が離せません。