キングスU18、上海の世界舞台で厳しい戦いを経験！

キングスU18、上海の舞台で挑む

沖縄のバスケットボールチーム、キングスU18から選出された2人の選手が、2025年上海で開催された「2025 Shanghai Future Star Basketball Championship」に出場しました。選手たちはBリーグU17選抜チームの一員として、7月14日から7月20日までの間に海外の強豪チームと対戦しました。この大会には、様々な国からの若手選手が集結し、レベルの高い試合が展開された中、キングスの代表選手たちは多くの経験を積むことができました。

大会の結果

BリーグU17選抜チームは、予選リーグで1勝2敗という成績を収め、最終的には6位で大会を終えました。予選を勝ち抜くことは出来ませんでしたが、選手たちのプレーには希望が見えました。

予選リーグの結果は以下の通りです：

- 7月14日：B.LEAGUE U17選抜チーム 66 - 72 U16中国代表チーム
- 7月15日：B.LEAGUE U17選抜チーム 68 - 56 U16台湾南山高級中学
- 7月16日：B.LEAGUE U17選抜チーム 63 - 79 ProBasketLab Fuenlabrada（スペイン）

5位決定戦では、上海シャークスユースチームに76-80で惜敗。しかし、選手たちのパフォーマンスには多くの課題と可能性が見えました。

宮里俊佑選手の活躍

宮里選手はチームのキャプテンとして重要な役割を果たし、試合を通じてスコアラーとしても存在感を示しました。彼は、特に最終戦で26得点、5アシスト、ターンオーバー0という素晴らしい結果を残しました。この試合では、彼のリーダーシップがチームに良い影響を与え、同時に自身の成長にもつながったと感じていると述べています。「海外の強豪チームとの試合では、シュート力やアジャスト力に課題が見つかり、今後に向けて改善していきたい」との言葉が印象的でした。

奥間翔選手の挑戦

もう一人の選手、奥間翔選手も高い次元で戦うことができたと感じています。彼は特にリバウンドや攻防で貢献し、203cmの選手を相手に11リバウンドを記録したことも注目に値します。奥間選手は「日本ではなかなか経験できないタイプの選手と対戦できたことは、自分にとって非常に成長したと感じる瞬間だった」と述べ、今後のスキル向上に向けた意欲を見せています。

末広朋也ヘッドコーチの見解

B.LEAGUE U17選抜チームのヘッドコーチである末広朋也氏は、この大会を通じて得た経験や学びが自身の指導に役立つと語っています。選手たちの機動性を生かし、相手のミスを誘う形でのプレーは、今後も強化が必要であると認識しています。「沖縄のバスケットボールコミュニティの発展に寄与できるよう、全力を尽くしていきたい」とも話しています。

このように、キングスU18はこの大会という貴重な経験を通じ、選手たちの成長が期待される結果を残しました。今後、彼らがどのように進化し、さらなる高みへと挑戦していくのか、非常に楽しみです。皆さんの応援が今後の選手たちの勇気につながりますので、引き続きのご支援をお願いいたします。