自分らしい大学選びを考える60分
叡啓大学(学長:有信睦弘、所在地:広島市中区)は、2023年7月21日、進学を希望する高校生や中学生、及びその保護者を対象にしたイベント「自分らしい大学って、どのように選ぶの?“学び”と“未来”のつながりを知る60分」を実施しました。このイベントは、対面とオンラインを融合させたハイブリッド形式で行われ、全国各地から多くの参加者が集まりました。
イベントの目的
昨今、進路選択において「偏差値」や「周囲からの期待」に左右されることが多く、本来の自分の興味や希望を見失う学生も少なくありません。そこでこのイベントでは、高校生たちが「自分の未来にどのように大学が関わるのか」を考えるきっかけを提供することを目的としています。叡啓大学が重視しているのは、社会で求められる“コンピテンシー”を育む学びです。この理念の下で、参加者が自分自身の興味や未来を見つめ直す時間として位置づけられています。
プログラムの内容
Part1: 大学紹介
イベントの最初では、叡啓大学の教育方針についての紹介が行われました。「今後の大学選びにおいて重要な視点」として、知識だけでなく社会での実践的な力を育てることが強調されました。参加者たちは、単に偏差値や世間の評価に囚われるのではなく、「自分の未来とどう結びつくか」が重要であると学びました。
Part2: 特別トークセッション
続いて、叡啓大学の川瀬真紀教授(ソーシャルシステムデザイン学科長)が登壇し、「未来をつくる力」について講演を行いました。川瀬教授は、「問いを持ち、それを解決に向けて挑むことが未来を拓く」という力強いメッセージを届け、参加者は頷き合う場面が見られました。
Part3: パネルディスカッション
最後に、在学生や卒業生が参加し、それぞれの体験を共有しました。1年生の粂田陽菜さんは、多様な経験を通じて自分の好きなことを見つけ出したと話しました。また、4年生の飯田夏さんは、仲間との挑戦が自分の専門の発見に繋がり、そのテーマで卒業プロジェクトを行っていることを明かしました。卒業生の藤本康平さんは「地方創生」に興味を持ち、大学での経験が就職への道を開いたと述べました。
参加者の反響
イベント終了後、多くの参加者からは「在学生のリアルな声が非常に参考になった」や「大学の雰囲気が良く伝わってきた」といった感想が寄せられました。オンライン参加者も含め、元気で活気に満ちた様子が印象的で、将来の選択についてのヒントを得る貴重な時間となったようです。
まとめ
進路選びには正解が存在するわけではありませんが、叡啓大学のイベントは、参加者が「自分の関心」や「必要なスキル」に目を向け、未来を描く助けとなったことを願っています。興味をもった方は、叡啓大学の公式サイト(
叡啓大学公式サイト)を訪れてみてください。