現代アートうちわ展 20年の歩みを辿る特別図録
2025年、京都のギャラリー白川にて「現代アートうちわ展」が20回目を迎え、その記念すべき歴史と作品を収めた特別図録が販売されます。この図録は、過去20年間の展覧会を振り返りながら、松谷武判氏によるうちわ芸術作品を中心に、数々の魅力的なアートが紹介されています。
現代アートうちわ展の背景
「現代アートうちわ展」は、「ジャパニーズ モダン 江戸から現代へ」というテーマのもと、江戸時代の大衆文化を起点にした現代アートの魅力を再発見することを目的としています。2006年から始まったこの展覧会は、いくつものアーティストたちによる独自の表現を通じて、日本の伝統文化と現代アートの融合を追求してきました。
特別図録の詳細
特別図録の発売は、2025年8月22日を予定。価格は2,200円(税込みで)、セレクト展開催中の特別価格1,980円(税別)で販売される予定です。A4判正方形、42ページのフルカラーで構成され、松谷武判のうちわ作品を始めとした多様な素材や技法によるアート作品が掲載されています。これにより、20年間の展覧会の中からセレクトされた作家たちの作品も含まれ、まさに貴重なアートコレクションとも言える内容になっています。
松谷武判氏の作品
特に注目すべきは、現代アートうちわ展に長年参加している松谷武判氏の作品です。氏の作風は、ボンドを使うことで生まれる有機的なフォルムに特徴があります。1970年代から日本画や版画を基に様々なスタイルで作品を発表してきた松谷氏は、今回の展覧会では特に19点のうちわ作品が展示されます。これらは松谷氏の作品の魅力を直接体感できる貴重な機会となるでしょう。
展覧会の構成
展覧会は2部構成で、「PartⅠ 松谷武判展」では松谷氏の作品を全て紹介、さらに「PartⅡ セレクト展」では過去20年間のうちわ展に出品された計35名の作家の作品が一堂に会します。参加作家には、今尾栄仁、大野浩志、片山雅史、栗本夏樹などが名を連ねています。
展覧会の日程
- - PartⅠ 松谷武判展: 2025年7月4日〜27日
- - PartⅡ セレクト展: 2025年8月8日〜30日
是非京都ギャラリー白川に足を運び、20年の歴史を刻んだアートと触れてみてください。また、特別図録も手に取って、その魅力を感じていただければと思います。
取扱店とオンラインストア
特別図録は、著名な美術館やギャラリーの店頭およびオンラインストアで購入可能です。
最後に、現代アートうちわ展を支えてきたすべてのアーティストたちに感謝の意を表し、また未来のアートシーンを創造するために、今後も活動にご期待ください。