U-GAKUと静岡産業技術専門学校の英語研修
2025年12月9日から19日の間、株式会社Crepityが運営する留学プログラム「U-GAKU」において、静岡産業技術専門学校の学生たちが北海道・ニセコで約10日間の英語研修を受けました。このプログラムは、日常的に英語を使う環境に身を置くことで、実践的なコミュニケーション力を育むことを目的としています。
研修の概要
この研修には、静岡産業技術専門学校から学生25名と引率教員1名が参加。プログラムの全過程で、参加者は英語力を高めるだけでなく、異文化理解も深めました。研修の初日はオリエンテーションとウェルカムパーティーが行われ、2日目から7日目にはネイティブ講師によるグループレッスンやフィールドワークが実施されました。
研修中、参加者はスキーやスノーボードなどのアクティビティにも参加し、リフレッシュしつつ、カジュアルな形で英語を使用する機会も提供されました。また、最終日には英語によるプレゼンテーションや、札幌市内でのフィールドワークが行われ、大変充実した内容となっています。
参加者の意識変化
興味深いことに、事前アンケートでは82.6%の学生が自身の英語力や新しい環境に対する不安を感じていましたが、研修後のアンケートでは実に95.7%が英語スキルの向上を実感しています。また同様に、英語に対する前向きな意識を持つようになった割合も95.7%に達し、多くの学生が英語を使うことに前向きな変化を体感していることが分かりました。
参加者の声
多くの学生がこの研修を通じて、自信を得たことを強調しています。「文法に自信がなくても、ジェスチャーを使うことで伝えられるようになり、英語を話すことへの抵抗がなくなった」との声や、「英語が常に聞こえる環境で過ごすことで、英語を楽しむことができた」といった意見が寄せられています。さらには、知らない単語が出てきてもコミュニケーションが成立することに気づき、英語への抵抗感が薄れたという学生も多く見受けられました。
引率教員の見解
引率した教員は、コロナ禍で海外研修が実施できなかった経験から、国内で実践的な語学研修を探していたとのこと。「U-GAKUのプログラムは、教員自身にとっても教育の在り方を見つめ直させてくれる非常に有意義な環境でした。」と振り返り、教員自身も参加者同様に成長を実感したと述べています。
プログラムの特長
U-GAKUが提供するプログラムは、真に英語を「使う」体験を提供することを目指しています。特に、北海道・ニセコという地域特性を活かし、多国籍の人々と触れ合うことで、実際のコミュニケーション力を育む機会を設けています。また、参加者の状況に合わせて柔軟にプログラム内容を調整することも可能です。
今後の展望
「U-GAKUは、今後も国内外での実践型英語教育プログラムを提供していく予定です。学生たちが人とつながる力を育むことができる環境を提供し、留学を通じて人生を豊かにするきっかけを作っていきたい」とリーダーは語ります。
このプロジェクトは、単なる英語力の向上だけでなく、学生の成長や社会での可用性を高める重要な経験となりつつあり、今後の展開に期待が高まります。