NECの生産管理システム「EXPLANNER/Jシリーズ」が市場シェア1位を獲得
日本電気株式会社(NEC)の生産管理システム「EXPLANNER/Jシリーズ」が、株式会社ノークリサーチによる『2024年版中堅・中小企業のITアプリケーション利用実態と評価レポート』において、生産管理部門でシェア1位を獲得したことが報告されました。この結果は、昨年度に続く2年連続の快挙であり、NECの生産管理システムがいかに高く評価されているかを示しています。
シェア獲得の背景
「EXPLANNER/Jシリーズ」は、NECが製造業で培ったノウハウを基に設計された生産管理システムです。このシステムは、個別受注から見込み生産まで、さまざまな生産モデルに対応可能で、OSやミドルウェアの進化に追随する能力を持っています。この柔軟性から、中堅企業を中心に広く採用されています。NECは、今後も顧客のニーズと市場動向を捉えた製品開発を進めていく方針です。
「EXPLANNER/Jシリーズ」の特長
「EXPLANNER/Jシリーズ」は1970年代の生産管理システム開発に起源を持ち、50年以上の実績があります。2003年から販売を開始し、これまでに累計1,000本以上の導入実績を誇ります。このシステムはさまざまな業界で利用されており、主に以下の3つの特長があります。
1. スケーラビリティの高いWEB型基幹システム
受注から生産・出荷、原価管理までフルサポートする完全WEB型基幹システムパッケージであり、高いスケーラビリティを実現しています。これにより、企業は業務の効率化を図ることができます。
2. 多様な業種に対応
「EXPLANNER/J」や、自動車部品製造業向けの「EXPLANNER/Ja」など、さまざまな業態に対応した製品をラインナップしているため、企業のニーズに応じた最適なソリューションを提供できます。特に「EXPLANNER/Ja SCM」は、国際的に複数の企業を一元管理することができる優れた機能を持っています。
3. 開発フレームワークとの相乗効果
EXPLANNER/Jシリーズは、開発フレームワークEXPLANNER/J Studioを提供し、バージョンアップによるOSやミドルウェアの変更に適応可能です。また、プログラムソースを公開することで、自社による開発も可能になり、導入コストを削減することができます。
セミナーのご案内
NECでは、生成AIを用いた生産管理の高度化に関するオンラインセミナーを開催します。セミナー名は「生成AIを用いた生産管理の高度化」で、2024年2月21日(金)14:00~15:00に実施予定です。このセミナーでは、生成AIの活用例を紹介し、業務改善のヒントを提供します。参加を希望される方は、
こちらからお申し込みください。
日本電気株式会社について
NECは1899年に設立され、120年以上にわたり、先進技術や多様なアイデアを駆使して社会に貢献してきました。デジタル技術による社会価値創造に注力し、持続可能な社会の実現を目指しています。詳しくは
こちらをご覧ください。