ロイヤルパークホテルが小学生にSDGsを楽しく学ばせるイベント

ロイヤルパークホテルが小学生にSDGsを楽しく学ぶ「学ぼう！ホテルでSDGs 2025」

2025年3月25日、東京都中央区に位置するロイヤルパークホテルで、近隣の小学生を対象にした特別なイベントが開催されました。「学ぼう！ホテルでSDGs 2025」と名付けられたこのイベントは、持続可能な開発目標（SDGs）に絡めた楽しい学びの場を提供するものです。参加したのは、日本橋エリアの2つの小学校に通う新5年生の生徒たちで、合計約30名が集まりました。

イベントの目的

ロイヤルパークホテルは、毎年このようなイベントを通じてSDGsの重要性を子どもたちに伝え、理解を深めてもらうことを目指しています。今年は、株式会社ドール（Dole）とのコラボレーションにより、持続可能な食品の取り組みについても掘り下げて紹介されました。

SDGsに対する取り組みの紹介

この特別な時間は、ホテルの取り組みに関するプレゼンテーションから始まりました。参加者は、アメニティ製品の環境負荷低減や、地域清掃活動といった具体的な取り組みを学びました。特に注目されたのは、ホテルのブッフェスタイルの食事の工夫であり、食品ロスを減らすための方法についても詳しく説明がありました。また、スイーツ＆ベーカリー「粋」で販売されている「ふわテラ」の製造過程で発生する端材を用いて作られた「ふわテラスク」の取り組みも実演されました。これらは、子どもたちにもわかりやすいクイズ形式で行われ、楽しく学ぶ機会となりました。

もったいないバナナプロジェクト

さらに、Doleの代表者から「もったいないバナナプロジェクト」の詳細も紹介されました。このプロジェクトは、規格外のバナナが廃棄されることが多い現状を改善し、美味しく食べられるバナナを無駄にせず、さまざまないろんな食品に活用することを目的としています。それに伴い、参加者は実際にDoleのバナナを使用したスイーツの試食を体験しました。

参加者の反応

参加者からは、「楽しかった」、「知らないことがたくさん学べた」、「地元企業の取り組みが理解できた」といった声が多く寄せられました。子どもたちは、食品ロスやSDGsに関する知識を得るだけでなく、楽しい体験ができた様子です。「また参加したい」との意見が相次いだことは、イベントの成功を物語っています。

これからの取り組み

ロイヤルパークホテルは、公共の場での教育活動を通じて、地域の社会貢献に努めています。今後もこのようなイベントを続け、次世代を担う子どもたちに対して、持続可能な社会を作るための意識を育む取り組みを続けていく予定です。地元企業とのコラボレーションも重視し、リアルな例を交えながら学べる機会を提供し続けます。

「学ぼう！ホテルでSDGs 2025」は、ただ知識を得るだけでなく、実際に体験し評価できる貴重な場でありました。今後もこのような取り組みが各地で広がることが期待されます。