人気料理研究家が提案する楽しいお弁当作りの新スタイル
新たなレシピ本『昼12時のお弁当研究所』が、人気料理研究家の小田真規子さんによって発表されました。本書は、累計12万部を突破した大ヒットシリーズ第3弾です。これまでのシリーズ同様、異色の組み合わせである「レシピ」「実験」「マンガ」が融合しているというユニークな内容。料理に疎いサラリーマン・テツローさんが、突然現れたキツネの大将から簡単なレシピや栄養に関する知識を学んでいく、というストーリーラインが人気を呼んでいます。
「お弁当」の新しい考え方
第3弾のテーマは、「お弁当」。一般的に、お弁当を作る際には「栄養バランスや彩りを考慮しなければ」「昨日と同じおかずは避けなければ」と多くの制約を考えがちです。これによりお弁当作りは「頑張らねばならない」というイメージが強くなります。しかし本書では、そのアプローチを根本から変えることを目指しています。
具体的には、「福笑い」に見立ててお弁当を詰める方法を提案。ごはんが「輪郭」、おかずが「目」、野菜が「口」といった具合に、顔のような形に盛り付けることで、栄養バランスの取れた美しいお弁当が完成します。見た目も楽しく、食事の時間をワクワクに変える新しいメソッドです。
忙しい人にも嬉しいレシピ集
小田真規子さんのレシピは非常に再現性が高く、料理が苦手な方や忙しい方でも安心して作れる内容が盛りだくさん。料理レシピ本大賞で5回も入賞した実績を持つ彼女の手による、この本では肉焼きおにぎり弁当やガパオライス弁当、さらに鶏塩つくねやチーズマヨハンバーグなど多様なおかずが提案されています。また、冷めても柔らかい魚の焼き方や、卵焼きの甘じょっぱさの最適解を探るなど、実験を通じた検証レシピも多く収録されています。
初心者でも安心な内容
お弁当を楽しむためには、知識と工夫が必要です。だからこそ、本書では一週間の献立イメージや、これからの暑い季節に気を付けなければならない衛生面の注意事項まで詳しく解説しています。これ一冊で、初心者でも手軽にお弁当作りを始めることができるのです。
特装版とその魅力
なお、本書には数量限定の特装版も用意されており、オリジナルのお弁当ふろしきが付きます。このふろしきには、シリーズでお馴染みのキツネの大将や研究員たちがデザインされており、エメラルドグリーンの美しい色合いが特徴です。お弁当作りをもっと楽しくしてくれるアイテムと言えるでしょう。
著者プロフィール
著者の小田真規子さんは、料理研究家としてだけでなく、栄養士でもあり、多くの企業に料理提案を行っている実力者です。女子栄養大学を卒業後、独立して料理教室「スタジオナッツ」を設立。彼女のレシピはどれも人気を集めており、広告や撮影現場でのフードコーディネートに関する実績も豊富です。
『昼12時のお弁当研究所』は、家庭でお弁当を作るハードルを下げ、より軽やかな気持ちで料理を楽しむための指南書として多くの方々に支持されることでしょう。あなたもこの本を手に取り、楽しいお弁当作りの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。