第79回赤い羽根共同募金運動キックオフイベントが開催
令和7年度(2025年)の赤い羽根共同募金運動が10月1日(水)よりスタートし、台東区の浅草寺にて記念すべきキックオフイベントが開催されました。今年の運動は、高齢者や子どもたち、障がい者、生活困窮者の支援、さらには災害支援に役立てられる募金活動で構成されています。
イベントの概要
このイベントに参加したのは、多彩なゲストたちです。大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』で勝川春章役を演じる俳優の前野朋哉さんや、大相撲九月場所で技能賞を受賞した安青錦関をはじめ、福岡資麿厚生労働大臣や各種NPO法人の代表者が見守る中、募金を呼びかけました。
開催情報
- - 名称: 第79回赤い羽根共同募金運動キックオフイベント
- - 日時: 2025年10月1日(水)10:45~11:15
- - 会場: 浅草寺東堂境内(東京都台東区浅草2-3-1)
参加者からのメッセージ
イベントでは、ゲストや各活動団体の代表者たちから心温まるメッセージが寄せられました。例えば、市川富代子氏(ReVA復興ボランティアチーム・上尾代表)は、災害支援活動における経験を語り、「災害時の支援活動と平時の防災啓発は両立が重要です」と述べました。
同じく安青錦関は、「この経験は非常に意義深いものでした。困っている人々へのサポートをどうかお願いいたします」と力強い言葉を残しました。一方で、若年性認知症を支援するシルヴァーウィングの石川氏も、「若年性認知症の方々の就労支援の必要性を訴えました。介護施設での個別支援プログラムの整備が求められています。」と、具体的なニーズを示しました。
前野朋哉さんの思い
俳優・前野朋哉さんは、「毎年この時期になると、学校で赤い羽根をもらえるのが楽しみでした。募金が福祉や災害に寄与し、助け合う社会が生まれるといいですね」と、子ども時代を振り返りながら微笑みました。
募金活動の重要性
赤い羽根共同募金は、地域の福祉活動を支え、新たな支援の芽を生み出しています。募金活動は2025年の3月31日まで行われる予定で、全国各地で多くのイベントが予定されています。これを機に、地域の福祉活動への理解と参加が広がることを期待しています。
お問い合わせ先
社会福祉法人 中央共同募金会
総務企画部 広報・募金推進室
TEL: 03-3581-3846
公式ホームページ